男女逆転「大奥」吉宗編に豪華5人“若き日の田沼意次”當真あみ、家重は三浦透子、大岡忠相はMEGUMI

[ 2023年2月15日 18:01 ]

“男女逆転の大奥”を描くNHKドラマ10「大奥」の「8代・徳川吉宗編」への出演が決まった(左上から時計回りに)三浦透子、MEGUMI、當真あみ、岡本玲、片桐はいり
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 “男女逆転の大奥”を描き、インターネット上で話題を呼んでいるNHKドラマ10「大奥」(火曜後10・00)の「8代・徳川吉宗編」で、物語のカギ握る「若き日の田沼意次」を時代劇初挑戦となる女優・當真あみ(16)が演じることが15日、発表された。また、女優・MEGUMI(41)らの出演も決まった。

 この日は28日から放送される「8代・徳川吉宗編」の追加キャスト5人を発表。冨永演じる吉宗の長女で、9代将軍となるが言語・排尿障害などを持つ徳川家重を、歌手で女優の三浦透子が演じる。そんな障害を抱える家重将軍を支える龍(後の田沼意次)役には、16歳の女優・當真あみを抜てき。當真は時代劇初挑戦となる。また、吉宗の側近で江戸の町奉行・大岡忠相役にMEGUMI、吉宗の命で小石川養生所を開所し、赤面疱瘡解決へ尽力する医者・小川笙船役に片桐はいり、家重の小姓頭・大岡忠光役に岡本玲が出演することもそれぞれ発表された。

 原作は、隔月刊誌「MELODY」(白泉社)に2004年8月号から21年2月号まで連載された漫画家・よしながふみ氏の同名人気作。3代将軍・徳川家光の時代から幕末・大政奉還に至るまで、男女が逆転した江戸パラレルワールドを描き、センセーションを巻き起こした。全19巻は累計600万部(紙・電子)を誇る。

 過去3度、映像化。今回は家光編から物語のラスト・大政奉還まで初めて映像化される。脚本は連続テレビ小説「ごちそうさん」、大河ドラマ「おんな城主 直虎」などの森下佳子氏。主題歌はシンガー・ソングライター、幾田りらが新曲「蒲公英」(たんぽぽ)を書き下ろした。

 1月10日にスタートし、初回はプロローグとして「8代・徳川吉宗×水野祐之進編」が放送された。吉宗役をモデルの冨永愛が見事に体現し、大反響。同時・見逃し配信サービス「NHKプラス」における初回の視聴数は、同サービスで配信された同局の連続テレビ小説・大河ドラマを除く全ドラマの中で歴代最高を記録した。

 現在は第6話(2月14日)「5代・徳川綱吉×右衛門佐編」まで放送。綱吉役を女優の仲里依紗が熱演し、トレンド入りする大反響を呼んだ。

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2023年2月15日のニュース