安藤美姫 海外拠点で変わった休暇の認識「意味のある休暇には、意味のあるそれ相応の結果が」

[ 2023年2月15日 22:38 ]

安藤美姫
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 プロスケーターの安藤美姫(35)が15日、水曜MCを務めるABEMA「Abema Prime(アベプラ)」(月~金曜後9・00)に生出演し、日本と海外の休暇に対する認識について経験談をもとに語った。

 番組では「失恋休暇」や「二日酔い休暇」など、ユニークな休日制度を設ける企業があることを紹介。山形県のある旅館は、飼っていたペットが死んだ従業員に「ペット忌引」として特別休暇を申請できるという。安藤は「これは私もワンちゃんを長年飼っているので、すごく理解はできます。すごくありがたい休暇だなと思います」と歓迎した。

 一方で、アスリートという立場での休暇の取り方について聞かれると、「またちょっと違いますね、いろいろと。年齢によっても違いますし」と答えた。

 海外を拠点に活動していた時は、「小さい時からサマーバケーション(夏休み)は絶対あるし、クリスマスも練習しないし、ニューイヤー(新年)はもう…ハッピーニューイヤーで盛大にするし」と、メリハリの付いた休みが設けられていたという。一方で、「日本は夏休み=合宿。クリスマスは全日本選手権。ハッピーニューイヤーは2日間だけはオフがあるけど、4日くらいからアイスショーという。もはや休みがないというか」と、その違いを説明した。

 平石直之アナウンサーから「休むと体がなまるから、むしろ(練習を)やっていないと、と日本人は思いがちな気もします」と指摘されると、安藤は「私は休みがないと、メンタルがつぶれてました」と告白。「海外に行ってから“サマーバケーションを取って、リフレッシュして、もう一度やる気を出そう”という感じのことを言われた時に、(休暇に)行ったんですよ」と振り返った。

 その休暇を経て、安藤の心にある感情が芽生えたという。「そしたらもう、滑りたくなるんですね。やりたくなるというか。今までそれだけ働いていて、休暇をもらうんですけど、急に何もやらなくなるので、ソワソワしちゃうというか。暇で暇でしょうがないという感じで」。さらに「リンクの上にいる自分が一番、生き生きしているんだなというのにも気づけるので(よかった)」とも話し、「意味のある休暇には、意味のあるそれ相応の結果が付いてくるんじゃないかなと思います」と、自分なりの結論を口にしていた。

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2023年2月15日のニュース