安住紳一郎アナ 中国人女性の沖縄の島購入に「日本人の心をザワザワさせるためだけの狙いだとしたら…」

[ 2023年2月15日 07:47 ]

TBSの安住紳一郎アナウンサー
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 TBSの安住紳一郎アナウンサー(49)が15日、メインキャスターを務める朝の情報番組「THE TIME,」(月~金曜前5・20)に生出演。中国人の30代女性が交流サイト(SNS)で「日本の無人島を買った」と投稿したことについてコメントした。

 投稿によると、「日本の無人島」とは沖縄本島北方の無人島・屋那覇島。中国メディアに対し、親族の会社名義で島の土地を購入したと説明しており、登記上の所有権移転の記録と一致している。登記によると島の一部は2021年2月から東京の中国ビジネスコンサルティング会社が所有。島がある伊是名村役場によると島全体を占有したわけではなく、所有しているのは5割程度。島は私有地と村有地が混在し、砂浜の大部分は村有。島は一般客らの釣り場やキャンプ地となってきた。以前の投稿動画にはコンサル会社宛ての封書も映っていた。この登記上の所有者と同名の会社は公式サイトで「屋那覇島を取得」「リゾート開発計画を進めております」としている。松野博一官房長官は13日の記者会見で、安全保障上重要な施設や国境離島を対象とする土地利用規制法の対象外だとの認識を示し「領海基線を有する国境離島、有人国境離島などに該当するものではなく、法律の対象とならない」と述べた。

 安住アナは、このニュースを読み上げ「外国人が日本の土地を買うことに制限はないということでバブル期の頃は日本人もニューヨークの土地をよく取得してニュースにはなっていましたが、ただやはり日本国内では少し規制が必要だろうということで、約1年前に重要土地等調査法という決まりができました。重要施設の周囲1キロ、あるいは国境に近い島の土地などを買おうとする際には、名前や国籍を調査、または届け出をしなくてはいけないということで、実質上、外国人が購入することは難しくなっているということです。ただ今回の屋那覇島は規制の対象外ということで、女性が土地を取得することには何ら問題はないということです」と解説。その上で「ただリゾート地にするとした企業とも連絡がつきませんし、この女性の取得した理由がよく分からないということで、投資目的なのか何なのかということですが、さらには日本人の心をザワザワさせるためだけの狙いだとしたら、見事に策略にハマってしまっているという現状があるわけですが、外国人の経済活動、当然、自由が認められるべきだと思いますが、隣の人が何の目的でそこの土地を買ったのかっていうのは人間として知らないと怖い、しかも中国の人が買うとなると心配だということは、人の気持ちとして当然あるということですね」と話した。

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2023年2月15日のニュース