中原ひとみ 最期まで気遣いの人だった夫・江原真二郎さんを語る 入院中のナースコールはたった2回

[ 2022年12月12日 17:23 ]

15年6月、ドキュメンタリー映画「薩チャン正ちゃん~戦後民主的独立プロ奮闘記」舞台あいさつでの江原真二郎さん(右)と中原ひとみ夫妻
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 女優の中原ひとみ(86)が、12日放送のテレビ朝日「徹子の部屋」(月~金曜後1・00)に出演。9月27日、難病指定されている進行性核上性まひのため神奈川県の施設で死去した、夫で俳優の江原真二郎さん(享年85)について語った。

 所属事務所によると、16年ごろから体調を崩した。18年に中原が同番組で江原さんのパーキンソン病を公表。21年7月に江原さんが誤嚥(ごえん)性肺炎で緊急搬送されたことを機に、同年10月からパーキンソン病の専門施設に入所した。

 入所からの1年で、中原が面会できたのはわずか2回。新型コロナによる影響だという。中原は「病気っていうのは、精神的なものも重要だと思うので、家族に会って力づけてもらうっていうことも多分大きなことだと思うんですけど、それができなかったからちょっとかわいそうだった気も…」と声を震わせた。

 司会の黒柳徹子が「優しい人だったからね」と声を掛けると、中原は「迷惑かけちゃいけないって思うから…。“なんかあったら呼び鈴押してね”って娘がやってくれたんだけど、何年かで2回くらいしかなかったですね。病院でも“急なとき押して”って言うらしいんですけど、なかなか押さないらしいのね」と目に涙を浮かべた。黒柳は「やっぱ気遣っちゃう方だからね」とおもんぱかった。

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2022年12月12日のニュース