奥田瑛二 預金0円の銀行通帳から再起 妻・安藤和津からは「“お願いだから仕事をしてください”って」

[ 2022年12月12日 15:13 ]

奥田瑛二
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 俳優の奥田瑛二(72)が11日放送のTBSラジオ「コシノジュンコMASACA」(日曜後17:00)にゲスト出演。かつて2年間、活動を休止していたことを明かした。

 奥田は、映画監督から「お前の声じゃ金が取れねえ。お前の声を全部人の声で吹き替え直す」と言われたことがあるという。それがきっかけで、2年間活動を休止していたと明かした。「その撮影場所から(妻の安藤)和津さんに“しばらく仕事を辞めるから”って言って。結局仕事をしなかったのが2年」とし、「その2年間で自分には何が足りないんだっていうのを考えて、酒と絵ばっかり書いてたわけですよ」と語った。

 ある時、安藤が「“お話があるんだけど”って通帳を持ってきた」。「通帳見たら(残高が)0円になってた」といい「その前に僕の通帳とハンコを渡してたんですけど、表紙を見たら“安藤和津”って書いてあって。“私の通帳0になっちゃったの。だからお願いだから仕事をしてください”って(言われた)」と回想。それがきっかけで再び俳優業を再開したという。「0円の通帳がきっかけになった」としみじみ振り返った。その後、厳しい言葉をかけられた監督とは再会したといい「“あの時は申し訳なかった”って言われて、僕は“監督のおかげで僕はここまで来ました。ありがとうございます”ってお礼言ったの。ほんとに素直にお礼が言えた。大きな転機だったね」と語っていた。

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2022年12月12日のニュース