「ちむどんどん」比嘉家の借金、ついに“ナレ完済”一気に4年経過 ニーニー父に 歌子&智は沖縄に戻る

[ 2022年9月19日 08:15 ]

連続テレビ小説「ちむどんどん」第116話。里帰りした暢子(黒島結菜・左)と優子(仲間由紀恵)(C)NHK
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 女優の黒島結菜(25)がヒロインを務めるNHK連続テレビ小説「ちむどんどん」(月~土曜前8・00、土曜は1週間振り返り)は19日、第116話が放送された。

 <※以下、ネタバレ有>

 朝ドラ通算106作目。タイトルは沖縄のことばで「チム(肝=心)が高鳴る様子」「胸がドキドキする」という意味。映画「パッチギ!」「フラガール」などで知られ、2014年後期「マッサン」を担当した羽原大介氏がオリジナル脚本を執筆。今年、本土復帰50年を迎えた沖縄を舞台に、沖縄料理に夢を懸けるヒロイン・比嘉暢子(のぶこ)ら個性豊かな4きょうだい、本土復帰からの歩みを描く。

 第116話は、暢子(黒島)は1980年(昭和55年)1月、無事に男の子を出産。健やかに育つようにと「健彦(たけひこ)」と名付けた。時は流れ、84年(昭和59年)4月。暢子の店「沖縄の味 ちむどんどん」は賑わい、健彦もすくすくと成長。一方、和彦(宮沢氷魚)は仕事に少し不満があるようだ。そんな中、暢子たちは連休を使い、沖縄・やんばるに里帰りし…という展開。

 健彦が2歳になる頃、歌子(上白石萌歌)は沖縄へ帰った。気が付けば、暢子が上京し、10年の月日が経っていた。

 84年4月、千葉・猪野養豚場。賢秀(竜星涼)と結婚した清恵(佐津川愛美)の出産が近づく中、暢子から手紙が届く。手紙によると「ちむどんどん」は大繁盛。猪野養豚の豚肉も大好評。

 矢作(井之脇海)は「もっと本場の味を味わい尽くしてぇんだよ。まだまだ行ったこともない離島もある」と沖縄料理の研究に余念がない。4歳になった健彦の面倒は、重子(鈴木保奈美)が月・水・金曜、多江(長野里美)が火・木・土曜と当番制で見ている。

 沖縄・名護の居酒屋「珊瑚礁」。歌子は時々、民謡ライブを開き、客前でも堂々と歌えるようになってきた。智(前田公輝)は「スナガワフード」の拠点をやんばるに移した。

 「それから、お母ちゃんがニーニーの仕送りのおかげで、家の借金は全部返し終わったと言っていました。ニーニーにまた会える日を、楽しみにしています。暢子」(暢子の声)

 暢子が10歳の時、父・賢三(大森南朋)が借金を残したまま急逝。賢秀のトラブルも相次ぎ、困窮してきた比嘉家だが、ついに完済した。

 春の連休、暢子・和彦・健彦(三田一颯)は沖縄に帰省。良子・博夫(山田裕貴)も実家へ。晴海は臨海学校に行っている。

 良子は智が歌子のことをどう思っているか聞いてほしいと和彦に頼む。暢子は優子(仲間由紀恵)と畑仕事。史彦(戸次重幸)の言葉も思い出し、故郷のよさを再認識した。

 歌子と智はどうなる?

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