羽生九段 王将リーグ開幕局で勝利 「中盤は形勢を悲観した」と告白も見事に逆転勝利

[ 2022年9月19日 17:33 ]

<第72期ALSOK杯王将戦 挑戦者決定リーグ羽生九段・服部四段>対局開始前に扇子を手にする羽生九段(撮影・西海健太郎)
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 将棋の第72期ALSOK杯王将戦(スポーツニッポン新聞社、毎日新聞社主催)挑戦者決定リーグが19日、東京都渋谷区の将棋会館で開幕し、羽生善治九段(51)が服部慎一郎四段(23)に79手で逆転勝利した。終局は午後4時58分。持ち時間4時間で、消費時間は羽生が3時間9分、服部が3時間8分。

 羽生の先手で始まり、戦型は相掛かり。飛車角交換で手にした2枚飛車を縦横に稼働させ、優位を築いて押し切った。

 金銀5枚で低く構えた服部陣。羽生は69手目▲8一歩成を実現させて、堅陣を削る突破口を得た。「中盤は形勢を悲観した。8一歩成が回って攻められる形になった」と回想し、第65期以来の7番勝負出場へ向け、「結果的にいいスタートを切れた。これを大事に戦いたい」と手応えを示した。

 第66期の近藤誠也七段(26)以来、6期ぶり4人目で棋士の最低段位・四段でリーグ入りした服部は「(62手目)△3七銀がひどい手だった。一手でダメにした」。羽生陣に進入した馬の働きを半減させた一着を猛省した。

 リーグは昨期上位のシード4人、予選を勝ち抜いた3人の計7棋士による総当たり戦。最上位者が藤井聡太王将(20)=竜王、王位、叡王、棋聖含む5冠=への挑戦権を得る。7番勝負は例年1月に開幕する。

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