松本幸四郎 長男・染五郎の大河出演「三谷さんから直々に」 “美しすぎる”に対抗心?「僕も17歳には」

[ 2022年7月9日 16:17 ]

松本幸四郎
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 歌舞伎俳優の松本幸四郎(49)が9日放送のカンテレ「モモコのOH!ソレ!み~よ!」(土曜後1・59)に出演。大河ドラマ「鎌倉殿の13人」で大ブレークした長男の市川染五郎(17)について語る場面があった。

 同作に木曽義高役で出演し、大きな話題を呼んだ染五郎。同作の脚本家・三谷幸喜氏が手掛け、19年に上演された「三谷かぶき 月光露針路日本(つきあかりめざすふるさと)―風雲児たち―」(東京・歌舞伎座)への出演がきっかけだったそうで、幸四郎は「三谷さんから“ぜひ大河に!”って直々に言っていただきまして、今年の大河に出させていただくことになった」と三谷氏からのオファーで染五郎の大河初出演が実現したことを明かした。

 染五郎は2歳で初お目見えをし、4歳で「門出祝寿連獅子」で初舞台を踏んだ。父・松本白鸚とともに3代での共演となったが、「(歌舞伎の家に生まれても歌舞伎をやる)そうじゃないといけないわけでもないですし、本人が好きとか、やりたい!って思いがないと、これはできるものじゃない。この時(初舞台)は連獅子だったんで、毛振りも体力必要ですし、本人もそんなに嫌だとか、出たくないとかない感じがした。そういうものだというか、出るもんだっていう感じはあったので、安心でしたけど。(息子が)ちょっと具合が悪くなった時もあったんで、でも、その時も“嫌だ”ってことにはならなかったです、やってましたね」と回顧。「(親子3代での共演は)怖かったですよね、こっちは。どうなるか、どうなるかって毎日で」と振り返った。

 染五郎は今や「美しすぎる歌舞伎役者」として大注目の存在。「息子は“美しすぎる”って言われてますけど、僕も17歳の時にはすぎてはいませんけど、“美しい”とは言われてました」となぜか対抗意識を燃やした幸四郎。「忘れられちゃうといけないですから」と笑顔を浮かべた。

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2022年7月9日のニュース