ひろゆき氏、凶悪犯罪防ぐためには「弱者を排除しようとする考え方を変えるべき」

[ 2022年7月9日 16:05 ]

「ひろゆき」こと、西村博之氏
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 実業家の「ひろゆき」こと西村博之氏(45)が8日に自身のYouTubeチャンネルを更新。奈良市内で街頭演説をしていた自民党の安倍晋三元首相(67)が銃撃され死去した事件を受け、凶悪犯罪を防ぐための方法について語った。

 「無敵の人を減らすために出来ることを徒然と。」というタイトルで投稿された動画。ひろゆき氏は「15年くらい前から、死刑になったり、逮捕されたりすることを怖がらない人たちのことを“無敵の人”と呼んでいて」と、近年凶悪犯罪が増えていることに言及する。

 「日本だと、大体2万人くらいの人が自殺していて。その中に“社会からこれだけ阻害されてるんだから、やり返してもいい”っていう考え方の人もいて。社会から人を排除すると、いつか社会に牙をむくってことは、そろそろ理解されるんじゃないかなと思っていて」といい、20年に渋谷のバス停であったホームレス殺人事件について語り始める。

 「あれは手を出したから犯罪になったんですけど、たとえば駅前のホームレスとかが駅員とか警察に追い出されてるのを見ても、ふつうの人は“それ当然だよね”って止めたりしないんですよね。目の前からホームレスみたいな弱者がいなくなったら、スッキリしていいよねって」と、語る。

 「結局それって遠回しに“あわよくば自分の見えないところで勝手に野垂れ死んでくれたらいい”っていうメッセージになってると思うんですよ。そういうのを社会から出し続けてると、排除された人は社会の秩序を守らなきゃいけないと思わないのは、当然だと思うんですよ。なので、みなさんが弱者やホームレスの人たちについてうっすら思ってることが、実際に結果になることがあるんじゃないかなと思いました」と、持論を展開した。

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2022年7月9日のニュース