中森明菜　伝説のコンサートまもなく放送！開催された1989年、明菜に起こった出来事とは

中森明菜
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　中森明菜のNHK特別番組「伝説のコンサート～中森明菜」が7月9日、総合テレビで再放送される。当初、先月19日に放送される予定だったが、同日に発生した石川県での地震の緊急ニュースで休止になっていた。

　NHK-BSで今年4月にデビュー40年を記念して放送した「伝説のコンサート～中森明菜」は、1989年までのヒットシングル曲を熱唱したライブを最新技術でリマスターした映像も話題となっていた。

　中森明菜の歌手人生にとって、1989年というのは特別な年になっている。この「伝説のコンサート」を成功させた後の、7月11日、当時交際をしていた近藤真彦が住む都内のマンションで自殺未遂事件を起こし、芸能活動を約1年間休止した。12月28日に新事務所「コレクション」設立を発表し、デビュー以来所属していた芸能プロダクション研音から独立。12月31日には近藤も同席して謝罪会見を行った。

　大晦日の夜に行われた会見で、中森明菜は自殺未遂の原因について「言いようのない本当に辛いことだった。仕事をしていく上で、一番信頼していかなきゃいけない人たちを信用できなくなってしまったということです」と語り、近藤の部屋を選んだことについても「今になってなんておろかなバカな自分だったと思う。信頼できたたった一人の人だったんで、近藤さんのマンションに行ってしまった。一番最初に見つけてほしかったんです。一番大切な人を傷つけて、こんなになってどうしようもないバカだと思います」と涙とともに会見。

　歌姫のその後の芸能活動に大きな影響を与えた1年だった。