坂上忍　前理事長が脱税逮捕で日大会見も「遅きに失した感は否めない…あまりに遅すぎる」

坂上忍
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　俳優の坂上忍（54）が13日、フジテレビ系「バイキングMORE」（月～金曜前11・55）に出演。所得税法違反（過少申告）容疑で逮捕された日本大学前理事長の田中英寿容疑者（75）についてコメントした。

　田中容疑者は11月29日、妻と共謀して2018年、20年に計約1億2000万円の所得を隠し、所得税約5300万円を免れた疑いで逮捕された。これまでは「現金は受領していない。脱税もしていない」と供述。提供を受けた現金は、ちゃんこ店を経営する妻が管理していたとされる。

　特捜部の家宅捜索で自宅兼ちゃんこ店から約2億円が見つかったことを紹介されると、坂上は「奥さまも金銭感覚がまひしているのかコツコツっていう額じゃないですからね」とコメント。騒動から3カ月経ってから、初めて日大が会見を行ったことについては「やっぱり、本当に遅きに失した感は否めない」と口にした。

　続けて「学舎（まなびや）のトップですしね。国から莫大な助成金を受け取っている立場として、あまりに（対応が）遅すぎるとしか僕は思えない」と指摘。「前科とは言わないんですけど、アメフトのタックル問題であれだけ世間を賑わせた過去があって、今度もまたこの対応かってのは、やっぱり僕らには重なって映ってしまうんで…」と私見を述べた。