櫻井翔 8大会連続五輪の顔、北京大会日テレのスペシャルキャスター 荒川静香さんと4度目タッグ

[ 2021年12月13日 07:00 ]

北京冬季五輪の日本テレビ中継でスペシャルキャスターを務める櫻井翔とメインキャスターを務める荒川静香さん
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 嵐の櫻井翔(39)が来年2月に開幕する北京五輪で日本テレビのスペシャルキャスターを務めることになった。夏季と冬季合わせて8大会連続の五輪の“顔”となる。2008年の北京夏季五輪から18年の平昌冬季五輪まで6大会連続で同局のキャスターを務め、今夏の東京五輪ではNHKで「五輪・パラリンピック放送スペシャルナビゲーター」を担当した。

 「五輪はたくさんのスタッフが携わっていますので、その思いも感じながら取材に行き、応援し、熱い思いを伝える大会が2年ごとにあるのは、個人的にもうれしい」とスポーツの祭典を伝える喜びを語った。メインキャスターはトリノ五輪女子フィギュアスケート金メダリストの荒川静香さん(39)で、櫻井とは4度目のタッグとなる。

 櫻井はこれまでスポーツの現場にも足を運んできた。同局の斎藤久美子プロデューサーも、櫻井の真摯(しんし)な取材姿勢や記憶力、選手の変化を感じ取る発見力を評価。「その姿勢は選手にも伝わり、率直な思いや考えをいつも引き出してくれます」と信頼を寄せている。

 開幕まで2カ月を切る中で、特に注目するのはスピードスケート女子の高木美帆(27)。「個人1500メートルへの思いは強いと思います」と推察。自身も高木美のトレーニングを経験したことがあり「改めて凄さを感じました。そんな努力の先に待つものをお伝えできたら」と意気込んだ。

 一方で、ノルディックスキー・ジャンプ女子の高梨沙羅(25)や、スノーボード女子の鬼塚雅(23)の名前も挙げ「フォルダーを見たら4年前の写真が出てきまして…もはや親戚のおじさん気分ですね」と長年担当してきたからこそのコメント。「ほぼ時差のない大会ですので、リアルタイムで応援と観戦をしていただきたい」と呼び掛けた。

 《荒川さん、頑張り伝える》荒川さんは18年の平昌五輪に続く冬季五輪の同局メインキャスターを担当。「アスリートたちのバックグラウンドや頑張りを、余すところなくお伝えできればと思っています」と意気込んだ。タッグを組む櫻井も「競技者として経験してきた言葉というのを本当に頼りにしています」とし「フィギュアスケートではない競技も、ご自身の経験をもとに、見ている方が共感できるような表現をしてくださる」と語った。

 《フジは関ジャニ村上》他局では関ジャニ∞の村上信五(39)がフジテレビのメインキャスターを務めることが発表されている。村上は同局で今夏の東京五輪に続いて2大会連続の大役となる。

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2021年12月13日のニュース