「ちむどんどん」黒島結菜&竜星涼&川口春奈&上白石萌歌 4兄妹が初の揃い踏み!沖縄ロケ公開

[ 2021年12月13日 14:11 ]

連続テレビ小説「ちむどんどん」沖縄ロケでそろい踏みした(左から)上白石萌歌、竜星涼、川口春奈、黒島結菜(C)NHK
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 女優の黒島結菜(24)がヒロインを務める来年2022年前期のNHK連続テレビ小説「ちむどんどん」の沖縄ロケが順調に進んでいる。黒島、竜星涼(28)川口春奈(26)上白石萌歌(21)の“4兄妹揃い踏み”写真が13日、初公開された。

 現在放送中の21年後期「カムカムエヴリバディ」に続く朝ドラ通算106作目。タイトルは沖縄のことばで「チム(肝=心胸・心)が高鳴る様子」「胸がドキドキする」という意味。来年、本土復帰50年を迎える沖縄を舞台に、沖縄料理に夢をかけるヒロイン・比嘉暢子(のぶこ)と個性豊かな4兄妹、本土復帰からの歩みを描く。

 映画「パッチギ!」「フラガール」など知られ、14年後期の朝ドラ「マッサン」を手掛けた羽原大介氏がオリジナル脚本で約8年ぶり2度目の登板。1960年代に沖縄本島北部「やんばる地方」のサトウキビ農家に生まれた暢子は沖縄本土復帰の72年、子どもの頃に心を奪われた西洋料理のシェフを目指して上京。「東京で沖縄料理の店を開きたい」と夢を抱く。

 竜星は長男・賢秀(けんしゅう)、川口は長女・良子、黒島は次女・暢子、上白石は歌子を演じる。

 賢秀は自由奔放、腕力だけは人一倍。勉強は苦手、素行も悪いが、心優しく家族思い。常に「比嘉家の長男」を自負し、家族のため、さまざまな挑戦をするが、かえって迷惑をかけることが多いトラブルメーカー。子どもの頃、比嘉家は豚を飼っており、以来こよなく豚を愛する男となる。

 良子は抜群に勉強ができ、性格も優等生。正反対の性格の兄と度々ケンカになる。料理は苦手。人一倍の努力の末、子どもの頃からの夢だった小学校の教員になり、母校で教壇に立つ。

 歌子は幼い頃から病気がちで、強烈にシャイな性格。歌をこよなく愛して、父から唄三線の手ほどきを受けるが、恥ずかしいので家族以外の前だと、なかなか歌えない。大人しい一方、兄妹で一番謙虚な性格で、家族みんなの癒やしにもなっている。

 ▼黒島結菜 沖縄で撮影ができることが本当にうれしくて、毎日楽しく過ごしています。天候にも恵まれ、風や波の音、鳥のさえずりなど、沖縄ならではの自然の中で良いシーンがたくさん撮影できたのではないかと思っています。きょうだい4人が、沖縄ロケでどんどん仲良くなっていて、みんなで話しているとなんだか不思議と懐かしい気持ちになったりします。そういう雰囲気や気持ちが生まれてくるのは、沖縄での撮影のおかげだと思っています。このドラマは「家族」がテーマですが、家族の絆がどんどん深まっていると思いますし、4人でお芝居ができることがすごく幸せだなと思いながら、日々撮影しています。ぜひ放送を楽しみにしていただけたらうれしく思います。

 ▼竜星涼 トラブルメーカー、そして、みんなのニーニー・比嘉賢秀を演じます。ふだんの自分とはかけ離れた役をいただきましたので、すごく大変です(笑)。広い空と海、沖縄というあたたかい気候の中、あたたかい人々に触れながら和気あいあいと撮影をしていて、この3人のニーニーになれるように、そして国民のニーニーになれるように日々努力しております。僕が沖縄に来てから、沖縄はずっと晴れています。『ちむどんどん』もきっと最後まで晴れて、良い撮影ができるのではないかとワクワクしております。ぜひ放送を楽しみにしていただきたいと思います。

 ▼川口春奈 こんなにほのぼのとした家族を描く物語を沖縄で撮影することができて、日々幸せを感じています。とても良いお芝居やすばらしい景色がたくさん撮れていると思いますので、ぜひ楽しみにしていただきたいです。私が演じる良子は、責任感や正義感が強く、家族をまとめようとするしっかり者の一面もありますが、一人の女性として葛藤や悩みも抱えています。もがきながら泥臭く生きていく姿を一生懸命演じられたらいいなと思っています。沖縄での撮影でも東京での撮影でも、家族のあたたかさとか、ほっこりする感じを大切にしながらお芝居させていただいていますので、これからの撮影も楽しみです。

 ▼上白石萌歌 私が演じる歌子は、小さいときから人見知りですが沖縄の音楽と楽器が大好きで、歌ったり三線さんしんを弾いたりすることで自分を見いだしていきます。歌ったり楽器を演奏したりするシーンがありますが、沖縄の地に立つだけで歌心が出てくるといいますか、音楽がより一層すばらしいものになっていくように感じます。沖縄の音楽のメロディー、そしてことばを愛することで、このドラマで沖縄の音楽の良さを伝えていけたらいいなと思います。歌子の歌が、家族を結ぶ大事なもののひとつになるよう、それぞれみんなの人生が歌に重なって、人や物語をつなぐものになればいいなと思いながら演じています。この4人が沖縄という場所でどんどんきょうだいになっていく感じがするので、これからの撮影も楽しみです。

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