河村市長 ツイッターでも改めてメダルかみ問題謝罪 5度「申し訳ございませんでした」

[ 2021年8月16日 18:51 ]

 名古屋市の河村たかし市長(72)が16日、自身のツイッターを更新し、東京五輪ソフトボール日本代表後藤希友の金メダルをかじった問題を改めて謝罪した。

 河村市長は「本日の定例記者会見で、改めてお詫びさせていただきました。文中にもありますが、今回の言動を猛省し、今後は相手を思いやった言動を常に心掛けていき、皆さまの信頼回復に努めて参ります」とつづり、5回に渡って「申し訳ございませんでした」とつづられた直筆の署名の入った文書も添付。

 今回の件で「大きく3つのことでおわびいたします」として、後藤の金メダルをかんだ行為と傷つける発言をしたこと、名古屋市民、国民に不快な思いをさせたこと、この問題で後藤に不本意な注目を集めてしまったことを「本当に申し訳ございませんでした」と謝罪。

 その上で「すべて私が悪かったことです」とし3カ月の給料(月50万円)の返上を自らに科したことをつづり「今回の言動を猛省し、今後は相手を思いやった言動を常に心掛けていき、皆さまの信頼回復に努めます。この度は本当に申し訳ございませんでした」と謝罪した。

【謝罪文全文】

2021年8月4日 後藤希友選手の東京2020オリンピック大会における優勝報告における行為についてのお詫び

 先日の後藤希友選手の東京オリンピック大会における優勝報告として、市役所を訪問してくださった際の、私の振る舞いについて、8月16日の定例会見で、下記の通り改めてお詫びをさせていただきました。

 今回の件につきまして、大きく3つのことでお詫びいたします。

 (1)後藤選手の宝物である金メダルを噛んだ行為、後藤選手を傷つける発言をし、後藤選手を傷つけることになりました。本当に情けない気持ちでいっぱいです。大変申し訳ございませんでした

 (2)次に、名古屋市民の皆さま、国民の皆さまへ大変不快な思いをさせてしまいました。本当に申し訳ございませんでした

 (3)さらには、後藤選手にとって不本意な注目を集めることになり、後藤選手にさらなるご迷惑をお掛けしました。本当に申し訳ございませんでした。私の不徳とするところであり、慙愧の念に堪えません

 皆さま、この度は、本当に多大なるご迷惑をおかけしてしまい、誠に申し訳ございませんでした。すべて私が悪かったことです。

 できましたら、後藤選手に直接この言葉をお伝えしたいところですが、まずは、精一杯のお詫びの気持ちをお伝えさせていただければと思っております。

 また、後藤選手、関係者の皆さま、市民、国民の皆さまへお掛けしたご迷惑を考えますと、自身をしっかり処断させていただきたいと考えております。具体的には「自身の給料(月50万円)を3ケ月間なし」と過去最大の処分を自身に科し、厳しく自戒致します。

 今回の言動を猛省し、今後は相手を思いやった言動を常に心掛けていき、皆さまの信頼回復に努めます。この度は本当に申し訳ございませんでした。

名古屋市長 河村たかし

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2021年8月16日のニュース