「もののけ姫」11回目でも13・8% 宮崎アニメ根強い人気 関連ワード続々トレンド入り

[ 2021年8月16日 10:07 ]

1997年7月に劇場公開した宮崎駿監督(右)の「もののけ姫」。193億円のメガヒットを記録し、当時の日本映画の歴代興行収入1位を塗り替えた
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 13日に日本テレビ系「金曜ロードショー」枠で放送された宮崎駿監督(80)作品「もののけ姫」(後9・00~11・44、50分拡大)が地上波11回目にして13・8%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)の視聴率を獲得したことが16日、分かった。個人視聴率は8・6%だった。

 「もののけ姫」は北の果てに住む一族の青年・アシタカ(声・松田洋治)を主人公に、自然と人間の共生を描く壮大な物語。1997年7月に劇場公開。193億円のメガヒットを記録し、当時の日本映画の歴代興行収入1位を塗り替えた。主題歌を担当した米良美一(50)のカウンターテナーも話題を呼んだ。

 地上波での放送は今回が11回目となり、これまでの最高は初回放送で獲得した35・1%(1999年1月22日放送)。10回目の前回の放送は2018年10月26日放送で、12・8%を記録。公開24年が経過し、地上波テレビ放送11回目でも2桁を獲得し、宮崎アニメの根強い人気を証明した形となった。

 オンエアとなった13日には関連ワードがツイッターのトレンドランキングを席巻。「もののけ姫」のほか「アシタカ」「ヤックル」「エボシ様」「ナウシカ」「たたり神」「ディダラボッチ」「金曜ロードショー」など続々とトレンド入りの反響を見せた。

 次週は「金曜ロードショー」では「猫の恩返し」を放送する。

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2021年8月16日のニュース