桜井日奈子“女性版孤独のグルメ”、BSテレ東ドラマ主演 食が「脳内の8割」…オファーに感謝

[ 2021年8月16日 06:00 ]

10月スタートのBSテレ東の深夜ドラマ「ごほうびごはん」で主演を務める桜井日奈子
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 女優の桜井日奈子(24)が、BSテレ東のドラマ「ごほうびごはん」(10月2日スタート、土曜深夜0・00)に食いしん坊女子役で主演する。桜井がひたすら料理を作って食べ続ける癒やし系グルメ作。食欲の秋に、新たな“飯テロ”ドラマが誕生する。

 累計約120万部を突破した、こもとも子氏の同名漫画が原作。社会人1年目の主人公が、1週間仕事を頑張った自分へのご褒美に、さまざまな工夫を凝らした手料理や、気になるお店のグルメを堪能する内容。30分の放送枠の中でも食べるシーンが多くを占める“女性版孤独のグルメ”のような作品だ。

 桜井自身も大の食いしん坊。YouTubeチャンネルでは1人ランチや、料理に挑戦する様子などを日々投稿している。自身の“ごほうびごはん”には、観光大使を務める地元岡山の名産品を挙げ「(岡山の)寒ブリは最高です。次の日お仕事がなければ、お寿司とお酒のセットで舞い上がります」と明かしている。

 グルメドラマで主演を務めるのは今回が初めて。「食べることが好きな私にとっては、なんて楽しい作品なのだろうと感激しています」とオファーに感謝。主人公についても「朝起きた瞬間から晩ごはんのことを考えていたり、自分の足で歩いて見つけたおいしいお店にときめいたり、脳内の8割は食のところが同じだなと思いました」と共感を寄せている。

 昨年放送の主演ドラマ「ふろがーる!」(テレビ東京)では“お風呂女子”を演じ話題になった。今度はお風呂から食事に癒やしの矛先を変える形。「1週間の仕事の疲れや、次の週の始まりの活力になるような作品にできれば」と意気込んでいる。

 《コロナ下巣ごもり影響、好調なグルメドラマ》近年はテレ東の深夜枠で、多くのグルメドラマがヒットしている。12年にスタートした「孤独のグルメ」は、松重豊(58)演じる主人公が飲食店で黙々と食事をする内容が反響を呼び、現在までにシーズン9を放送。最近ではゲイカップルの食卓を描く「きのう何食べた?」や、激辛グルメに焦点を当てた「ゲキカラドウ」など多様な作品が高評価を得ている。ドラマ関係者は「多忙な現代人が食事に癒やしを求めるケースが増え共感を呼んだ。最近はコロナ下の巣ごもりで、より需要が高まっている」と分析している。

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