桑田佳祐 4年ぶりソロアルバム、9・15発売 3カ月連続で収録曲も配信「出さずにはいられない」

[ 2021年7月10日 23:55 ]

9月15日にEP(ミニアルバム、タイトル未定)を発売することが決まった桑田佳祐
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 サザンオールスターズの桑田佳祐(65)が10日に生放送された、TOKYO FMのラジオ番組「桑田佳祐のやさしい夜遊び」(土曜後11・00)で、4年ぶりのソロCDを9月15日に発売することを発表した。6曲入りEP(ミニアルバム)でタイトルは未定。番組では収録される新曲「Soulコブラツイスト~魂の悶絶」を早くもオンエアした。

 ソロ作品は、2017年のアルバム「がらくた」以来。東京五輪に向けた民放各局の共同企画「一緒にやろう」の応援ソング「SMILE~晴れ渡る空のように~」や、SOMPOグループのCM曲「金目鯛の煮つけ」など6曲で構成される。

 CD発売に先駆けて、7、8、9月と3カ月連続で収録曲をシングル配信。第1弾で12日に「SMILE~晴れ渡る空のように~」の配信がスタートする。同曲は昨年1月、全国の民放114局が同時放送した番組で発表。民放全体の五輪テーマ曲のような形で、五輪関連番組やスポーツニュースに使われている1曲。発表から1年半たち、ようやく発売が決まった。アスリートはもちろん、今を生きるすべての人への応援歌。五輪の開幕に向けて、この1曲が日本を明るくしてくれそうだ。

 番組内で桑田は冒頭に「大した曲じゃない」とし「最初に予防線を張っておくのが得意」と冗談交じりに語った。そして「新曲を本邦初オンエアということで」と発表するとスタッフらから拍手が起こった。これに桑田は「全部仮ですからね。まだできてません。歌詞もメロディーも評判によっては変えようと思ってます」とおどけた。

 新曲「Soulコブラツイスト~魂の悶絶」を披露後には「まだ歌詞もメロディーも仮でございます」と念押ししてスタジオを笑わせた。リスナーからは「控えめにいって最高」といった感想があり「うれしいね」と素直に喜んだ。

 また「(曲の)途中で『ヒッヒッヒッヒッ』って言ってるんですけど、あれのイメージは樹木希林さんと郷ひろみさん」と「お化けのロック」をイメージしていると語った。また曲のイメージは「私の想像する令和の久世(光彦)さんドラマみたいな。そういう主題歌を作ってみたようなつもり」と明かした。

 【桑田佳祐コメント】

 皆さま、毎日本当にご苦労様でございます。未曾有のコロナだけでなく、豪雨による災害など、世の中は様々なことが起こり、気持ちがズーンと落ちることも多い日々をお過ごしかと思います。
 私も昨年来、日々くよくよしたり、ちょっとしたことで悩んだりする毎日ではございましたが、「元気があれば、なんでも出来る!」(燃える唱魂)。この言葉を心の糧に、楽曲制作を続けてまいりました。
 私の元気の素は歌を作ること、そして作った歌を皆さまに聴いていただくこと、これに尽きます。
 だから、そろそろ出しちゃいます!いやもう、出さずにはいられないんです!いろんなモノを…。

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