「おちょやん」子役・毎田暖乃、松竹新喜劇で舞台デビュー「お客様の拍手に感動しました」

[ 2021年7月10日 16:44 ]

京都南座で行われた松竹新喜劇で舞台デビューした毎田暖乃
Photo By 提供写真

 NHK連続テレビ小説「おちょやん」で、ヒロインの幼少期などを好演した毎田暖乃(9)が10日、京都南座で開幕した「松竹新喜劇 夏まつり特別公演」に出演、舞台デビューを果たした。

 毎田が演じたのは、新作喜劇「一休さん」で、藤山寛美の孫、藤山扇治郎(34)演じる一休を慕う女の子。おかっぱ頭にちょんまげを結い、着物姿の毎田が登場すると、この日一番の拍手で客席がわいた。明瞭なセリフ回しで、劇団代表・渋谷天外(66)とのやりとりでは笑いを取るなど度胸も満点。毎田も「初めてもらったお客様の拍手に感動しました。頑張ろう!!という気持ちがすごくふくらみました。うれしかったです」と手応えを感じていた。

 天外も「久しぶりに夏の京都で初日を迎えられますこと、新作喜劇『一休さん』をお届けできますこと、すべてに感謝です。松竹新喜劇らしい、温かくてホロリとできるお芝居に仕上がったと思います」。

 「おちょやん」は、松竹新喜劇の旗揚げメンバーで女優・浪花千栄子をモデルにした一代記。その幼少期を演じた毎田にとっては縁の深い劇団での舞台デビューとなった。

 公演は名作「愛の小荷物」と2本立てで18日まで。

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