純烈リーダー酒井明かす 結成のきっかけ 入院中に大御所歌手が毎晩夢に出て…「やれってこと?」

[ 2021年6月7日 14:06 ]

純烈の酒井一圭
Photo By スポニチ

 男性歌謡グループ「純烈」のリーダー、酒井一圭(46)と小田井涼平(50)が6日放送のフジテレビ「なりゆき街道旅」(日曜正午)に出演。デビューのいきさつを明かす場面があった。

 もともと酒井は2000年放送のテレビ朝日「百獣戦隊ガオレンジャー」でガオブラック役を演じ、小田井は翌2001年放送の同「面ライダー龍騎」で仮面ライダーゾルダ役を演じた。メンバーの白川裕二郎(44)も2002年放送の同「忍風戦隊ハリケンジャー」のカブトライジャー役。それもあり、同グループは元特撮ヒーローで結成されたイメージもあるが、小田井は「たまたま」といい、「結成当時の6人いて、そのうちの2人は関係なかったんです。当時、知り合いだったのがそういうメンバーだった」と明かした。

 そもそもの結成のきっかけは、リーダー酒井の骨折だったという。2007年に映画の撮影で1メートル程の台から飛び降りるシーンを演じた際、右足を複雑脱臼亀裂骨折。すでに32、33歳となっており、子どもが2人いた酒井は医者から「くっ付いてうまくいっても、今までのように歩けないかもしれません」と言われたといい、それから入院中、夜寝ると「毎晩、毎晩、前川清さんが出る」ようになったという。

 「直立不動で『夜のヒットスタジオ』みたいなそういう感じなんですよ。それが何日も続くんで、何でこんなに毎日出るんやろうって感じになった時に、自分が歩けなくなるかもしれないっていうのと、全く歩かず直立不動で歌っている前川清さんが『あれ?これ、もしかしてやれってこと?』って一致しちゃったんです」とまさかのきっかけを告白。「退院して、すぐ白川に電話して。カラオケ行った時にあいつの甘い声を知ってたんで、『あいつだったらこのムード歌謡分かってくれるんちゃうかな』って、夜中のファミレス呼び出して、『ムード歌謡をやろうと思うんやけど、一緒にやれへんか』っていうのが本当の最初です」と語った。

 白川の次に加入したのが小田井だった。とはいえ、1回は断ったという。それは「その時役者をやっていたので、純烈で歌をやるにあたり、今、やっている仕事は一切やらないでくれって言われたんです、最初に。さすがにそれは、今、やってるものをゼロにしてやったこともない、歌の世界に飛び込むのはリスクが高いから、断った」と小田井。それでも「ある時、新宿コマ劇場の前で北島三郎さんの座長公演のポスターが貼ってあって、1部お芝居、2部歌謡ショーってのがあって、演歌歌謡の方々って、芝居もやって歌もやるんや、そういう仕事があるんだと思って。芝居もやって、歌もできるならありかもしれないって、やりますって乗っかった」と明かした。

続きを表示

2021年6月7日のニュース