志らく 東京五輪、メディアの報道姿勢に私見「切り替えて応援するのか?最後まで追及するのか?」

[ 2021年6月7日 18:19 ]

落語家の立川志らく
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 落語家の立川志らく(57)が7日、ニッポン放送「辛坊治郎ズーム そこまで言うか!」(月曜~木曜後3・30)に、太平洋横断の旅に出発したキャスターの辛坊治郎氏(64)に代わり、期間未定で月曜日の助っ人パーソナリティーとして生出演。6日に開催された体操の全日本種目別選手権で、内村航平(32=ジョイカル)が鉄棒で4大会連続出場の五輪出場を決めたことを祝福すると共に、、今後のメディアのあり方について私見を述べた。

 「内村選手は本当に素晴らしいことなんだけど」としたうえで、「私はずっとオリンピックは中止延期だと言っていて、テレビ各局もどちらかと言うと中止延期のほうに傾いている。だけども着々と開催されようとしていて選手たちも頑張っている。そうなってくると、これからのメディアの伝え方が物凄く難しくなる」と志らく。

 「このまま(五輪が)始まって、日本人がメダルを獲得したりすると『おめでとうございます』って当然なるんだけども、でもあれだけ反対していたのに…というのが我々の心の中に残っている。視聴者も『散々中止だ延期だと言っていたのに、何を能天気に『おめでとうと言ってるんだ!』って当然なってくるんで」と推察。「伝える側である情報番組なんか今、物凄い難しい選択を迫られていますね。だからどこかで切り替えて、オリンピックを応援しましょうにいくのか?最後の最後まで問題提起で追及していくのか?これ番組ごとに変わっていくんじゃないですかね」と私見を述べた。

 続けて、「選手には何の罪もないし、選手は一生懸命やっているんだから、むしろ応援しなくちゃいけない。今、コメンテーターたちは気持ちが揺れているところですね」と、コメンテーターを務める1人としての思いを明かした。

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2021年6月7日のニュース