「ボヘミアン・ラプソディ」視聴率11・1% 地上波初&本編ノーカット放送

[ 2021年6月7日 09:14 ]

日本テレビ社屋
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 18年に公開され、世界的に大ヒットした英ロックバンド「クイーン」の伝記映画「ボヘミアン・ラプソディ」が4日、日本テレビ「金曜ロードショー」(金曜後9・00)で、地上波初放送され、平均世帯視聴率が11・1%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)だったことが7日、分かった。個人視聴率は6・6%だった。

 金曜ロードショー35周年記念の第2弾として、45分拡大で本編ノーカットとして放送された。

 「ユージュアル・サスペクツ」「X―MEN」シリーズなどのシンガー監督がメガホンを執り、伝説の英ロックバンド「クイーン」の軌跡をボーカルの故フレディ・マーキュリーさん(享年45)を中心に描く伝記映画。クイーンを知らない若者も多く劇場に足を運び、音楽が改めて評価されるなど、大きな影響をもたらした同作。公開時はリピーターが多いことでも話題を集め、興行収入は全世界で9億ドルを超え、日本でも131億円を記録している。

 米映画界最大の祭典「第91回アカデミー賞」ではフレディ・マーキュリーさんを演じた米俳優ラミ・マレック(40)の主演男優賞のほか、編集賞、録音賞、音響編集賞の最多4部門を受賞。前哨戦となる「第76回ゴールデングローブ賞」でも、ドラマ部門作品賞、主演男優賞を受賞した。

 映画のクライマックスは1985年7月13日、ライブエイドでのシーン。英ウェンブリー・スタジアムを埋めた7万5000人の観客を前に、フレディさん(ラミ・マレック)がピアノの弾き語りで名曲「ボヘミアン・ラプソディ」を歌い始める。当時のライブエイドのサウンドと熱気が完璧に再現されており、21分間にわたる圧巻のパフォーマンスが観客の心をわしづかみにした。

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2021年6月7日のニュース