山田孝之「バイトを辞めたくてしょうがなくて」デビュー秘話明かす

[ 2021年6月7日 10:55 ]

山田孝之
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 俳優の山田孝之(37)が6日放送のTBS系「日曜日の初耳学」(日曜後10・00)に出演。デビュー秘話を明かした。

 15歳で鹿児島から上京した山田。「中学校3年生の3学期だけ、東京の学校に転校して、受験する気なかったんです。転校したその期間でスカウトされていたんで」と当時を回顧。姉と2人で原宿のラフォーレ前を歩いていた時、現所属事務所にスカウトされたという。スカウトはされたものの、中学卒業後はファストフード店でバイト生活。「そこから運よく15歳の終わりの時に、ドラマのオーディションに行ったら受かって」と、日本テレビ「サイコメトラーEIJI2」(1999年)で俳優デビューを果たした。

 「ファストフード店でバイトしてたんですけど、辞めたくてしょうがなくて。15歳で中学卒業してバイトに入って、その中での恋愛とかあるんですよ。それ(恋愛)のぐちゃぐちゃが嫌で嫌で仕方なくて」と告白。「でも、オーディション何十回行っても落ちまくってて、そしたら『ドラマ受かったよ』ってマネジャーから連絡が来て、そのまま、バイト先の人に『俺辞めるって社員に言っておいて』って、荷物片して帰ったんですよ。『これでバイトからやっと解放された!』って思って」と振り返った。

 ただ、連続ドラマの期間は通常3カ月。「それを全く考えてなくて」と笑った山田。「それも終わっちゃう、どうしよう。また、バイトに戻るの嫌だなと思ってたら、また運よく、ドラマのクランクアップの日に、マネジャーが現場に来て、『これからNHKに行くから』って行ったら、オーディションだったんですけど、受かって」と、次の出演作であるNHK「六番目の小夜子」(2000年)が決まった。同作は鈴木杏(34)、栗山千明(36)、松本まりか(36)、山崎育三郎(35)といった今では人気俳優となった同世代の俳優たちが多く出演しており、「その時まだ16歳なんですけど、今、出てると面白いメンバーがいた。運がいいなと思いましたね」と懐かしんだ。

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2021年6月7日のニュース