山田孝之 新たな領域への挑戦 恐怖心「一切ない…明日死ぬかもしれないと思って生きている」

[ 2021年6月7日 13:27 ]

山田孝之
Photo By スポニチ

 俳優の山田孝之(37)が6日放送のTBS系「日曜日の初耳学」(日曜後10・00)に出演。新たな領域で挑戦するうえでの信念を明かした。

 MCの予備校講師でタレントの林修(55)から今後やってみたい役について問われた山田は「若い時は締め付けられてたんで、こういうのやりたいとかあったんですけど、20代からこういう役やりたいっていうのは特になくなってきた。望んだところで来るかわからないので、楽しみに待っておく」とスタンスを明かした。

 そのうえで「俳優は賞味期限がないところがいいところ」とキッパリ。「しわくちゃになろうが、ツルピカになろうが、その役をやればいい。70歳、80歳になっても。20代では演じられなかった役を30代で演じられるっていうのもありますし、それは人が生きていくうえで経験はいいものも、悪いものもあって。失ってしまったもの、あえて捨てていったものも含めて」としたうえで、2019年に全世界で配信されたネットフリックスのオリジナルの主演ドラマ「全裸監督」については「5年前だったら絶対にできてない。いろいろな経験をしてきているので」と語った。

 「新たな領域に挑戦するのは怖くないのかってよく聞かれるんですけど、一切恐怖はない」と山田。「それは一番根底にあるのは、明日死ぬかもしれないと思って生きているんですよ。18歳ぐらいから。後悔がないようにしようと思って、いろいろなことに挑戦している。『明日あなた死にます』って言われても、(考えるのは)『何しようかな?』『誰に会いに行こうかな?』ぐらい。自分が生きたいように生きることが一番自分のためでもあるし、人のために生きたってしょうがないですからね」と力を込めた。

続きを表示

2021年6月7日のニュース