佐藤二朗「願ってみるもんだ」 大物監督に見い出され出演した1シーンで…あの俳優が「この人誰?」

[ 2021年6月7日 12:33 ]

佐藤二朗
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 俳優の佐藤二朗(52)が5日放送のTBS「人生最高レストラン」(土曜後11・30)に出演。俳優人生の転機について語った。

 佐藤は役者として「見つけてもらった」と感じたのは「31歳」の時だとした。演出家・鈴木裕美氏に誘われ劇団「自転車キンクリート」の舞台に出演していた時に、演出家・映画監督の堤幸彦氏の目にとまり、00年の俳優・本木雅弘(55)主演ドラマ「ブラック・ジャック2」(TBS)に「医者A」役で起用された。

 「ほぼ初」というテレビドラマは名前もなく、1シーンのみの出演だったが、ドラマを見た本木の事務所の社長が「この医者の役は誰?ウチに引き抜け」、本木も「この人誰?」と興味を持ち、声をかけられ事務所を移籍し、現在に至る。

 「本当に『見つかったぞー!願ってみるもんだー!』ってね。堤幸彦のおかげももちろんあるんですけど」と話す佐藤は、かつては「過去の話をすると、自分が成り上がったみたい、自慢みたいで嫌だな」と思っていたが、ある先輩俳優から「その話、どんだけ若い俳優が希望になるか」と言われて話をするように。「見てる人は見てるということだろうしね」と強調した。 

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2021年6月7日のニュース