橋下徹氏 東京五輪組織委の看護師500人要請に理解も「コメンテーターから文句を言われるような発し方」

[ 2021年4月27日 20:22 ]

橋下徹氏
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 元大阪府知事で弁護士の橋下徹氏(51)が27日、TBS系「ゴゴスマ~GO GO!smile~」(月~金曜後1・55)にリモートで生出演し、東京五輪・パラリンピック組織委員会が日本看護協会に対して大会期間中の医療スタッフとして500人の看護師を要請した件についてコメントした。

 組織委の要請について、橋下氏は「準備として看護師を確保するとか、今の段階でそりゃあ準備としてやらなきゃいけないですよ」と理解を示しつつ、メッセージの発し方には「朝の番組、昼の番組で、とにかく政治に文句を言ってくるコメンテーターからはどんどん文句を言われるようなメッセージの出し方ですよ」と首をひねった。

 新型コロナは変異株の割合が各地で増加している状況だが、組織委は五輪・パラリンピックについては開催の一点張りで、中止の可能性については言及していない。橋下氏は「やらないっていうオプションがある中で、『今しっかり準備をさせてもらいます』ということだったら分かるんですけど、やらないオプションというのを外した形で、とにかくやることを前提にこんなメッセージを出したら、『こんなコロナの状態に、なに看護師を500人確保だとか、病院をいくつ確保するんだ』と(言われる)」と苦言を呈した。

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2021年4月27日のニュース