立岩陽一郎氏 与党幹部2人の銀座クラブ訪問に「8時って制限なんてやめた方がいい」

[ 2021年1月28日 09:32 ]

フジテレビ社屋
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 元NHK記者で国際ジャーナリストの立岩陽一郎氏が28日、フジテレビ「とくダネ!」(月~金曜前8・00)に出演。自民党の松本純国対委員長代理(衆院・神奈川1区)、公明党の遠山清彦幹事長代理(衆院・比例九州)が緊急事態宣言再発令中の深夜に東京・銀座のクラブを訪れていたことについて言及した。

 立岩氏は「遠山さんってね、今回の国会の予算委員会の審議で党を代表して質問までしているんです。何をやってんだって話。だったら8時って制限なんてやめた方がいい。だって誰も守らないってことを宣言しちゃったわけですから」と言い、「もしお店を守ろうとしていたのなら、今回決まった補正予算の19兆円をちゃんと出せばいいんです。お店に頑張って下さいと、お金をどんどん出しますって言えばいい話、それを全然違うことに使っておいて」と自身の見解を述べた。

 週刊新潮などによると、松本氏は18日夜、イタリア料理店を午後9時前に出て、午後11時過ぎまで銀座のクラブ2軒をはしごで訪れていた。菅義偉首相が施政方針演説で、国民に「20時以降の不要不急の外出自粛」をあらためて要請した夜のことで、松本氏は「私の行動自体が少し軽かったと反省している」と謝罪。「全部、陳情を承るという立場で1人で行っている」と複数人での会食を否定した。オンラインではなく直接、店に出向いたことについては「直接会ってお話しせざるを得ない用件もあった」、店での飲酒について「お茶代わりで(酒が)出ていた」と答えていた。一方、週刊文春などによると、遠山氏が22日、銀座のクラブに深夜まで滞在した。遠山氏は国会内で記者団に「大変申し訳ない」と陳謝した。

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2021年1月28日のニュース