古市憲寿氏 与党幹部2人の銀座訪問「そもそも8時ってルールがおかしい」

[ 2021年1月28日 09:02 ]

フジテレビ社屋
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 社会学者の古市憲寿氏(35)が28日、フジテレビ「とくダネ!」(月~金曜前8・00)に出演。自民党の松本純国対委員長代理(衆院・神奈川1区)、公明党の遠山清彦幹事長代理(衆院・比例九州)が緊急事態宣言再発令中の深夜に東京・銀座のクラブを訪れていたことについて言及した。

 古市氏は「感染症対策が出た時に、もし同じ銀座のクラブに7時半に行ってたとしてもたぶんリスクは変わらないわけですよね。なのに8時半以降でみんながこんなに怒るってのは、そもそも8時ってルールがおかしいと思う」と持論を展開。そして「だから国会議員の方っていうのは、ルールを決められる立場にあるんだから、まず銀座のクラブに8時以降に行きたいんだったら党内とか政府内で8時っていう基準がおかしいんじゃないですかっていう議論をしてほしかったなって思いますけどね」と話した。

 週刊新潮などによると、松本氏は18日夜、イタリア料理店を午後9時前に出て、午後11時過ぎまで銀座のクラブ2軒をはしごで訪れていた。菅義偉首相が施政方針演説で、国民に「20時以降の不要不急の外出自粛」をあらためて要請した夜のことで、松本氏は「私の行動自体が少し軽かったと反省している」と謝罪。「全部、陳情を承るという立場で1人で行っている」と複数人での会食を否定した。オンラインではなく直接、店に出向いたことについては「直接会ってお話しせざるを得ない用件もあった」、店での飲酒について「お茶代わりで(酒が)出ていた」と答えていた。一方、週刊文春などによると、遠山氏が22日、銀座のクラブに深夜まで滞在した。遠山氏は国会内で記者団に「大変申し訳ない」と陳謝した。

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2021年1月28日のニュース