「鬼滅」効果も…20年映画観客動員、1億613万7000人で過去最低

[ 2021年1月28日 05:30 ]

 日本映画製作者連盟(映連)が27日、2020年の全国映画概況を発表した。年間興行収入は1432億8500万円で、史上最高(2611億8000万円)を記録した前年比54・9%。2000年の興収発表以降最低の数字となった。観客動員も1億613万7000人で同54・5%。55年に同連盟が発表を始めて以降、最低記録。

 新型コロナウイルス感染拡大による緊急事態宣言で、映画館が約2カ月休業したことなどが大きく影響。その中で「劇場版 鬼滅の刃 無限列車編」が年末時で約340億円と歴代興収記録を更新する大ヒットで興収全体の23・7%とけん引した。

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