「おちょやん」ウイカ 朝ドラ初出演「うれしい」ハリウッド帰りの女優役「京都編」1月中旬登場

[ 2020年12月28日 08:15 ]

連続テレビ小説「おちょやん」で朝ドラ初出演を果たすファーストサマーウイカ。ハリウッド帰りの女優役を演じる(C)NHK
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 タレントのファーストサマーウイカ(30)がNHK連続テレビ小説「おちょやん」(月~土曜前8・00、土曜は1週間振り返り)で朝ドラ初出演を果たすことが28日、ミニ特番「おちょやん よいお年を!」で明らかになった。年明けにスタートする「京都編」で1月中旬に登場予定で、ハリウッド帰りの女優役を演じる。ウイカも自身のツイッターで報告し「初めての朝ドラ、うれしいです。お楽しみに」と喜びを明かした。

 女優の杉咲花(23)がヒロインを務める朝ドラ通算103作目。タイトルの「おちょやん」は“おちょぼさん”が訛り、茶屋や料亭などで働く小さい女中さんを意味する大阪ことば。女中奉公の8年間がヒロインの原点になっていることの象徴として採用された。TBS日曜劇場「半沢直樹」(2013年)などのヒット作を生んだ脚本家の八津弘幸氏(49)が手掛け、朝ドラ初挑戦となるオリジナル作品。明治の末、大阪・南河内の貧しい家に生まれた少女・竹井千代(杉咲)が芝居の世界に魅了されて女優を目指し、のちに「大阪のお母さん」と呼ばれる上方のコメディエンヌになる姿を描く。

 この日オンエアされた「おちょやん よいお年を!」(前8・00~8・15)は、千代が奉公した道頓堀の芝居茶屋「岡安」の女中頭・かめ(楠見薫)と語りの黒衣役(桂吉弥)が年内に放送された第1~4週の笑いと涙の名場面を振り返り、来年1月4日から始まる「京都編」の見どころも紹介。その中で、ウイカの出演が発表された。

 年内の本編は今月25日に終了し、年明けに再開。「京都編」は父・テルヲ(トータス松本)の借金騒動に巻き込まれ、岡安を出ることになった千代の女優人生の幕が開く。

 ウイカは昨年大ブレイクし、同7月期のTBS金曜ドラマ「凪のお暇」に出演。1話ごとに役を演じ、これが連続ドラマ初レギュラーとなった。今年も大活躍を続け、ついに射止めた朝ドラ初出演。目下、平均世帯視聴率17~18%台(ビデオリサーチ調べ、関東地区)と苦戦している「おちょやん」の起爆剤となるか、注目される。

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2020年12月28日のニュース