紅白“ご意見番”サブちゃん出る!歌わないけどリモートでエール

[ 2020年12月28日 05:30 ]

紅白歌合戦にゲスト出演することが分かった北島三郎
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 演歌歌手の北島三郎(84)が、大みそかの「第71回NHK紅白歌合戦」(後7・30)にゲスト出演し“ご意見番”となる。都内の別会場から歌唱はなく、リモートで出演すると局が発表した。史上初めて無観客で開催される紅白で、歌謡界のレジェンドが歌手や視聴者に温かいコメントを届ける。

 NHKは「新しい形でお届けする今年の紅白に、スペシャルゲストとしてリモート出演の形でご登場いただき、番組を見守ってくださいます」と説明。同局関係者によると、生放送中に随時登場。司会から感想などを聞かれ、意見を述べていく。出場歌手へのエールのほか、コロナ禍で不安が尽きない全国の人々に熱いメッセージも込められるという。

 北島は出場50回目の節目となった2013年に紅白を卒業。その際には“究極の大トリ”として「まつり」を歌唱した。日本中が勇姿を見守り、歌い終えた時には、この大会で最高の瞬間視聴率50・7%を記録した(ビデオリサーチ調べ、関東地区)。その5年後の18年には特別枠で出演し、再び「まつり」を歌い、大好評だった。局関係者は「今でもNHKの視聴者アンケートでは“サブちゃんを見ないと年を越せない”と出演を求める声が多い」と語った。

 例年とは異なる紅白だからこそ求められたサブちゃんの登場。北島は「今年は日本中、いや世界中が大変な一年でしたが、来年こそはいろいろな心配事が消え、皆さんにとって良き年となるよう願う一人として、出番はわずかではありますが頑張って務めますので、どうぞよろしく」と話している。どんなコメントが飛び出すか。大きな見どころとなりそうだ。

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2020年12月28日のニュース