黒柳徹子 90歳での「徹子の部屋」に意欲「90過ぎてテレビに出てるのはいいなと」

[ 2020年12月28日 14:50 ]

女優でタレントの黒柳徹子
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 女優でタレントの黒柳徹子(87)が28日、司会を務める「徹子の部屋」(月~金曜後1・00)に出演し、90歳での番組継続へ意欲を口にした。

 この日は、朝の情報番組「羽鳥慎一モーニングショー」に出演するフリーアナウンサー羽鳥慎一(49)、同局の玉川徹氏(57)がゲスト出演した。玉川氏があと3年で定年を迎えることに、黒柳は「(定年後も)『モーニングショー』をやっていればいいじゃない?テレビ(番組)は、その人が必要なら続くんじゃない?あなたは3年で60になっちゃう。そしたら、これが終わるってことになったら、つまらないじゃない?」と話した。黒柳の力強いエールに、玉川氏は「今日、来て良かった」と胸をなで下ろしていた。

 「徹子の部屋」は76年にスタートし、今年で45年目。15年には放送1万回を迎え、自らが持つ「同一の司会者による番組の最多放送回数記録」のギネス世界記録を更新した。意欲と好奇心は衰え知らず。「90を過ぎてテレビに出てるっていうことでは、いいなと思ってるの。早くならないかなと思ってます」と話すと、羽鳥アナは「早くならないかなって感覚は素晴らしい」と驚いていた。

 黒柳にとって、息の長い活躍のお手本は、晩年になっても活躍した大女優の先輩たちだという。「沢村貞子さんとか、森光子さんとかね。ああいうふうに仕事できるんだと思って、やっていこうと思いました」。さらに、「既にギネスはいただいたけど、90になってもテレビでインタビューして今と同じにできれば、そりゃいいなと思います。みんなで頑張りましょう」と、若い2人を元気づけていた。

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2020年12月28日のニュース