ナイツ・塙 後輩芸人になげき「お笑いの話をしないことを美学みたいに思っているやつもいる」

[ 2020年12月28日 15:31 ]

ナイツ・塙宣之
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 お笑いコンビ「ナイツ」の塙宣之(42)が28日、パーソナリティーを務めるニッポン放送「ナイツ ザ・ラジオショー」(月~木曜後1・00)に生出演し、後輩芸人との漫才に対する温度差をなげく一幕があった。

 
 先日、お笑いコンビ「アンガールズ」の田中卓志(44)、「パンクブーブー」の佐藤哲夫(44)と今年のお笑い賞レースのネタについて分析する配信イベントを開催した塙。同イベントを振り返り、「哲夫さんがヤバいのよ。めちゃくちゃすごくて。考察と実績もあるじゃんか。2冠取ってるじゃん」と切り出した。

 パンクブーブーは「M-1グランプリ2009」と「THE MANZAI2011」の優勝者。佐藤の分析力は飛びぬけていたという。「途中から俺と田中さんはぐうの音も出ないぐらいになっちゃって。哲夫さんの独壇場。2冠取っているってすごい実力と思うわけ」と塙。佐藤は1年かけて賞レースのネタを分析した結果、「こうだ!」という持論を持ち、4分の漫才に対する意見にも納得したという。

 「絶対に受けるパターンさえしっかりしていれば良いと。みんな4分内で上手く構成を考えようというふうに考えるんだけど、設定に引っ張られなくても、最後の1分ぐらいは『こういうことをやって笑わせているんだ!』と(強調すると)言っていて。俺は目からうろこで、すごいなと思ったわけですよ」と塙。
 
 佐藤から聞いた“良い話”を「M-1」で残れなかった後輩芸人に聞かせたところ、さほど響かず、逆に漫才に関係ない雑談に食いついてきたという。残念がる塙に、相方の土屋伸之(42)は「ネタの考察とか別に聞きたくないっていう人もいるんだろうね。自分の感性でやりたいタイプもいるだろうしね」とフォロー。塙は「お笑いの話をしないことを美学みたいに思っているやつもいるのよ。あえてしないみたいなさ」とし、「芸人だからお笑いの話になるじゃん。普通に」となげいていた。

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2020年12月28日のニュース