弘田三枝子さん死去 「ミコちゃんの時代」から約60年見守った湯川れい子氏が追悼

[ 2020年7月27日 19:23 ]

作詞家、音楽評論家の湯川れい子氏
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 「人形の家」、「ヴァケーション」など数々の大ヒット曲で知られる歌手の弘田三枝子さんが21日、心不全のため73歳で死去したことを受け、作詞家で音楽評論家の湯川れい子氏(84)が27日、自身の公式ツイッターで追悼した。

 かつて湯川氏のラジオ番組にゲストで来たのが始まりだったという。「弘田三枝子さんが、私のラジオ番組『アイ・ラブ・ミュージック』にゲストで来てくださったのは、彼女がまだ14歳。ミコちゃんの時代でした」。弘田さんのデビュー当時で、ミコちゃんの愛称で売り出し中だったころだったという。

 60年近くにわたり見届けてきた弘田さんの紆余(うよ)曲折あった歌手人生を、湯川氏は「その後『人形の家』が大ヒット。ジャズを歌うステージとか、最後は『ゴールド・コンサート』でご一緒になって、悩み多い人生でした」と振り返り、「心からご冥福を祈ります」とつづった。

 弘田さんは今月20日に千葉県の自宅で倒れ、病院に運ばれたが21日午後10時31分に心不全で亡くなった。26日に親族、関係者だけで密葬を執り行い、27日に所属事務所が死去を公表した。今後、お別れ会の開催を検討中という。

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2020年7月27日のニュース