「風と共に去りぬ」のオリビア・デ・ハビランドさんが死去 東京出身の104歳

[ 2020年7月27日 10:10 ]

104歳で亡くなったオリビア・デ・ハビランドさん(AP)
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 映画「風と共に去りぬ(1939年)」でメラニー・ハミルトン(結婚後はウィルクス)役を演じた女優のオリビア・デ・ハビランドさんが26日、1953年から住んでいるフランスのパリで死去した。104歳で老衰と見られている。

 アカデミー賞を2度受賞したデ・ハビランドさんは1916年7月1日に東京で生まれ、3歳のときに英国出身の両親が離婚。その後、母に連れられて米カリフォルニア州サラトガに移住した。

 10代から舞台に立ち「真夏の夜の夢(1935年)」で銀幕デビュー。南北戦争時代を描いた「風と共に去りぬ」では、故ビビアン・リーさん演じるスカーレット・オハラに寄り添うメラニー役を演じ、アカデミー助演女優賞にノミネートされた。「遥かなる我が子(1946年)」と「女相続人(1949年)」ではアカデミー主演女優賞を受賞。ハリウッド映画の黄金時代を知る最後の女優の一人として知られていた。

 私生活では2度結婚。それぞれのパートナーとの間に1人ずつの子どもをもうけている。

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