「半沢直樹」市川猿之助「詫びろ」8連発&「はんじゃー」“顔芸”にネット大反響!またも世界トレンド1位

[ 2020年7月27日 07:45 ]

日曜劇場「半沢直樹」第2話。半沢(堺雅人)に買収計画を潰され、怒り狂う伊佐山(市川猿之助)(C)TBS
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 俳優の堺雅人(46)が主演を務めるTBS日曜劇場「半沢直樹」(日曜後9・00)の7年ぶり続編は26日、15分拡大で第2話が放送され、新たな敵役を演じる歌舞伎俳優・市川猿之助(44)の“顔芸”が初回に続き、炸裂した。半沢への怒号「詫びろ」8連発(口パクも含む)がインターネット上で大反響。「#半沢直樹」は初回に続き、放送中(午後9時39分時点)にツイッターの世界トレンド1位になるなど、SNS上を席巻した。

 前作はベストセラー作家・池井戸潤氏(57)の「オレたちバブル入行組」「オレたち花のバブル組」が原作。東京中央銀行のバンカー・半沢(堺)が行内の数々の不正を暴く逆転劇を痛快に描き、視聴者の心をわしづかみにした。最終回の平均視聴率は平成ドラマ1位となる42・2%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)をマークし、社会現象に。決め台詞の「倍返し」は新語・流行語大賞の年間大賞に選ばれた。

 新シリーズは「ロスジェネの逆襲」「銀翼のイカロス」が原作。半沢は大和田常務(香川照之)の不正を暴き“倍返し”したものの、子会社の東京セントラル証券へ出向。営業企画部長として赴任後、半沢に巻き起こる事件を描く。

 第2話は、半沢(堺)たちが進めていた大手IT企業・電脳雑伎集団による同業他社・スパイラルの大型買収案件が、親会社の東京中央銀行に横取りされた。銀行への逆襲を誓う半沢は、部下の森山(賀来賢人)とともに依頼主の電脳雑伎集団へ向かうが、副社長・美幸(南野陽子)から全く相手にされず追い返される。そこで買収先のスパイラル社長・瀬名(尾上松也)に再度アプローチを試みるが「銀行の子会社なんか信用できない」と拒絶され、八方塞がりに。そんな中、瀬名は、敵対的買収に対抗するアドバイザーを名乗り出た太洋証券の営業部長・広重(山崎銀之丞)のアドバイスを受け、新株の発行により難局を乗り越えようとする。そして、瀬名も憧れるIT業界のカリスマ、フォックス社長・郷田(戸次重幸)が新株の買取先・ホワイトナイト役に突如名乗りを上げるが、そこには卑劣な銀行の新たな罠が…という展開。

 (※以下、ネタバレ有)

 半沢の調査により、電脳のアドバイザーを務める東京中央銀行の証券営業部長・伊佐山(猿之助)が秘密裏に糸を引いていたことが判明した。フォックスがスパイラルの新株1000億円分を買い取った途端、電脳はフォックスごと吸収。スパイラル株の過半数を占め、買収が成立するという筋書き。身売り寸前だったフォックスに、東京中央銀行が1000億円を貸す理由がこれだった。

 半沢に計画を潰された伊佐山は激怒。半沢を呼び出し「セントラルが抱えている銀行からの案件は、すべて引き揚げさせてもらおう。そして、今後、二度と仕事を与えることはない。二度とだ!」「黙っていないで、頭の1つも下げたらどうなんだ。聞いてんのか?(口パクで『詫びろ』)聞こえない?詫びろ!詫びろ、詫びろ、詫びろ、詫びろ、詫びろ!(激昂ゆえ顔が震え)詫びろ、半沢(はんじゃー)!」と凄み、怒り狂った。

 半沢もひるむことなく、スパイラルと正式にアドバイザー契約を結んだと告げ「よって電脳の買収に対抗する弊社からの(スパイラルへの)アドバイスは、正当な業務です。非難される筋合いは何一つない!」と啖呵を切った。同席した伊佐山の上司・三笠副頭取(古田新太)は「半沢君、我々は容赦しません。徹底的にやりますよ。それは覚悟の上のことだろうね?」。半沢VS伊佐山は、子会社・東京セントラル証券VS親会社・東京中央銀行のバトルに発展した。

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2020年7月27日のニュース