幼稚園の先生から格闘家転身 永田恵梨子 子どもたちへ伝えたい「夢は叶う」というメッセージ

[ 2020年7月27日 17:00 ]

MBSテレビ「OFLIFE」に登場した格闘家・永田恵梨子
Photo By 提供写真

 MBSテレビ「OFLIFE」(火曜深夜1・59)の28日放送は幼稚園の先生から格闘家に転身した永田恵梨子(28)にスポットを当てる。

 愛くるしいルックスと「チャン・リー」という個性的なリングネームで活躍するK―1ファイター・永田恵梨子。18年に格闘家としてデビューするが、前職は幼稚園の先生。子どもたちの人生の記憶に残る人になりたいと、保育士から格闘家へ転身して夢を追い求める。7月21日に開催された「Krush.115」第3代Krush女子アトム級王座決定トーナメントに向け、自身の夢をかけて奮闘した。

 幼い頃から、ひとつの事にのめり込むと周りが見えなくなる「猪突猛進」タイプだったという永田が最初の夢を叶えたのは21歳の時。子どもの頃から憧れていた、保育士として幼稚園に就職する。23歳の時に「保育士で強ければ子どもたちを守ることができる」。そんな思いから「フィットネス感覚」でキックボクシングを始める。わずか半年で出場したアマチュアの試合は39秒TKO勝ち。その後、保育士として働くかたわら、趣味でキックボクシングを続けてきた永田に、格闘技団体K―1が主催する試合へのオファーが舞い込み、試合に出場することになった。

 白星を飾った18年のデビュー戦が契機となり、永田は「格闘家として生きていく」という大きな決断を下す。格闘技をする自分の姿を見てもらい、チャンピオンベルトを巻くことで、「頑張れば夢は叶う」ことを子どもたちに伝えたい。永田はそんな夢を追う決意を示すために幼稚園を退職し、身体一つで闘う道を選んだ。

 現在、永田はK―1ジム・五反田チームキングスに所属。大切な試合に向け、「試合よりも怖い」という追い込み練習を重ね、過酷な減量も行う。永田は「後悔は1ミリもない」と断言。「今、生きている」という充実感がすごく楽しいと笑顔をみせる。

 ナビゲーター・黒田博樹(45)、VTRナレーション・手塚理美(59)、川下大洋(62)

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2020年7月27日のニュース