野際陽子さん死去から3年 長女・真瀬樹里が明かす最後の恋バナ「入院して大変な時にそんな笑い話を」

[ 2020年7月27日 15:16 ]

女優の真瀬樹里
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 17年に死去した女優・野際陽子さん(享年81)の長女で女優・真瀬樹里(45)が、27日放送のテレビ朝日系「徹子の部屋」(月~金曜後1・00)に出演し、野際さんの病床で話した親子の“最後の恋バナ”の思い出を明かした。

 野際さんはNHK退局後の1966年、かねて夢だったフランスへ留学し、語学やファッションのセンスを磨いた。当時、アランという名の恋人がいたことを公表していたが、野際さんの最後の入院直前に、フランスで3人の男性と付き合ったと告白されたという。真瀬は「それまで1人って聞いてたので、『3人いたの?聞いてないよ』ってビックリして。『そう、3人いたのよね』って」と、当時のやりとりを振り返った。

 肺腺がんを患っていた野際さんが入院したのは、その直後。病院で野際さんが再びフランス時代の話を思い返して、真実を語ったという。「突如、何を思ったか、『フランス時代の恋人の話、あれからもう1回よく数えてみたんだけどね、5人いたわ』って言い出して。『今言うか?』って」。苦しい闘病生活を感じさせない野際さんのもてもてエピソードに、真瀬は「入院して大変な状態の時に、そんな笑い話を楽しく話していました」と懐かしそうに話していた。

 司会の黒柳徹子(86)から「今、お母様に伝えたいことはありますか?」と聞かれると、真瀬は考えた末に「伝えたいこと…叶わないですけど、会いたいですね。夢でもいいから会いたい」と率直な思いを口にしていた。

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2020年7月27日のニュース