藤原啓治さん追悼の「しんのすけー!」音声にネット涙、涙…ツイッターではトレンド入り

[ 2020年4月18日 18:17 ]

藤原啓治さん
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 今月12日にがんのため亡くなった声優の藤原啓治さん(享年55)が主人公・野原しんのすけの父・ひろし役を演じたアニメ「クレヨンしんちゃん」(土曜後4・30)が18日にテレビ朝日で放送された。番組終盤に「ご冥福を心からお祈りいたします」などととテロップが出された後、藤原さんを追悼し、「しんのすけー!」とこれまで何度も聞いた“息子”の名前を呼ぶ音声を挿入。ネット上では「泣いた」「涙腺崩壊する」などと反響が相次いでいる。

 藤原さんは、放送開始の1992年4月から2016年8月までの24年間、ひろし役を担当。「しんのすけー!」と叫ぶセリフはおなじみだった。

 この日は番組のラストで、ひろしが笑みを浮かべる映像とともに「放送当初から2016年までの24年間、野原ひろしの声優を務めていただいた、藤原啓治さんが逝去されました。」と表示。「ご冥福を心からお祈りいたします。」と藤原さんを追悼し、「しんのすけー!」と、息子の名前を呼ぶ音声も添えられた。

 これを受けてネット上では「涙出てきちゃった」「泣いた」「涙腺崩壊する」「この声で育ったんだよ。藤原さんありがとう」「子どもの頃何度となく聞いてた」「涙とまらない…」などと感動の嵐。ツイッターでは「しんのすけ」がトレンド入りをするなど、大きな反響があった。

 藤原さんは「クレヨンしんちゃん」のほか、「交響詩篇エウレカセブン」のホランド役、「ケロロ軍曹」のナレーションなどで知られる人気声優。16年8月に病気療養に入り、17年6月に復帰を発表した。休養以降、野原ひろしは森川智之(53)が代役を務めている。

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2020年4月18日のニュース