秋元才加「母は日本に住む外国人なんだ」10万円給付報道めぐる母の言葉で実感

[ 2020年4月18日 18:40 ]

秋元才加
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 元AKB48の女優・秋元才加(31)が17日夜、自身の公式ツイッターで、新型コロナウイルス感染拡大を受け、政府が打ち出した1人10万円の給付金支給について、フィリピン人の母と話し合ったことを告白した。

 外国人も給付対象にする方針との記事を引用し、「先ほどの母との会話を思い出しました」とツイート。当初は外国人にもされるか分かっておらず、母からは「でも私外国人だから。その制度受けられないかもしれない」と打ち明けられ、秋元自身も「ハッとした」という。

 日本人の父を持ち、日本で生まれている秋元は、別のツイートで「日本で国際結婚し子供が居て、私は日本人として母が場合によっては与えられない色々な権利を当たり前に与えられていた事を知り驚いた。同時に、日本に長く住む外国人の権利について色々考えさせられた」と告白。母が日本人でないことを深く考える機会がなかった様子で、「母も、同じ権利を与えられていると勝手に思ってた。家族でもなかなかそういう話しなかったから。私は今まで母を自分の母としてしか考えてなくて、その時『あ、私は日本人で、母は日本に住む外国人なんだ。』って感じて少し寂しくなったんだよね」と、率直な気持ちを打ち明けた。

 秋元自身、AKB48時代は自分のルーツを生かし、得意の英語で海外イベントの際に通訳も担当したことがある。「母は長らく日本に住んでるし、私は家族ってのもあって母を日本人とか外国人とかの括りであまり見てこなかったんだよね。外国人だけど母は母だし、みたいな。母という人、としてしか見てなかったから、ちょっと衝撃ではあった」と、一連のニュースを絡めて母とのやりとりを振り返った。

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2020年4月18日のニュース