“ワンシーン俳優”近藤芳正 三谷幸喜氏から「力のある人」と賛辞に「背中ムズムズ」

[ 2019年12月10日 15:44 ]

俳優の近藤芳正
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 俳優の近藤芳正(58)が10日、NHK「ごごナマ」(月~金曜後1・00)に出演。脚本家・映画監督の三谷幸喜氏(58)からの賛辞に照れ笑いをする一幕があった。

 近藤は15歳の時に同局のドラマ「中学生日記」でデビュー。現在はドラマや映画で少ない出演シーンながらインパクトを残す演技を見せ、“ワンシーン俳優”と呼ばれ存在感を発揮している。

 ワンシーンだけの出演が多いことに「なんか多いんですよ、そういう依頼が」と明かした近藤は、三谷氏脚本の作品にはほとんど出演している。「三谷さんからは、『近藤さんは縁起物としてワンシーンだけ毎回出てもらいたい』って(言われた)。ワンシーンだけど、いつも呼ばれますね」と語った。

 映画「ステキな金縛り」(2011年)では、“テレビに出演する心霊研究家”として10秒ほど出演。「出演者どなたもお会いすることなく。これ、本当に出たのかなという感じ(で終わった)。遊ばれてるんですよ、三谷さんに」と笑って話し、撮影も30分ほどで終わったとも明かした。

 番組では、三谷氏から近藤へのコメントを紹介。ワンシーンで使う理由を野球にたとえて「(主役は)出番が多いから、ヒットを打つチャンスも増える。少ないシーンしか出て来ない役は、確実に(ヒットを)打ってもらう必要がある。だから力のある人にお願いするのです」と説明。近藤は「本当かなあ」と言うと、「(三谷氏から)こんな賛辞をされたの初めてです。今、なんか恥ずかしくて背中がムズムズしてます」と照れ笑いを見せていた。

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