AKB太田奈緒 チームBとしてラスト公演 メンバーと思い出作り

[ 2019年12月10日 12:24 ]

 AKB48が10日、東京ドームシティホールで全国ツアー追加公演を開催した。前日のチーム4コンサートに続いて、この日もチーム別の3公演。朝公演には岩立沙穂(25)がキャプテンを務めるチームBが登場した。

 平日の午前10時開演にもかかわらず、会場には満員の2200人が駆けつけ、ファンは開演前から声を挙げて大盛り上がり。しかし、注意事項の説明をするために使用するモニターがつかないハプニングが発生し、前説で出てきた久保怜音(16)が「どうしよう…」と大慌て。そんな中、大盛真歩(20)が「朝だから寝てるのかな?」とフォローし、笑わせた。

 そんなハプニングに見舞われたチームBコンサートだが、「正義の味方じゃないヒーロー」では眠気も覚める元気なパフォーマンスでオープニングを飾った。4曲目の「皆さんとご一緒に」では、岩立が「火曜日の朝10時。元気ですか? 眠いとか言わせないよっ!」と呼びかけ、盛り上げた。

 チーム8と兼任している太田奈緒(25)は、今月いっぱいでグループ卒業が決まっており、この日がチームBでは最後のコンサート出演となった。最初の自己紹介では「今日でチームB兼任が最後になります。皆さんが『チームB最高』と言いたくなるようなツアーにしたい」と意気込んだ。ユニット曲では、大先輩の柏木由紀(28)大家志津香(27)を従える形でセンターに立ち、明るいお別れソング「Bye Bye Bye」を歌った。間奏で大家から「卒業前にファンに何か言って!」とリクエストされると、太田は「みんな大好き!」と感謝の告白。中盤にはダンス曲「Teacher Teacher」「NO WAY MAN」「僕たちは戦わない」で3曲連続センターを務め、チームBメンバーとの思い出作りを楽しんでいた。

 チームBはアンコールを含めて28曲を披露。感想を求められた太田は「チームBとして全国ツアーをしたいという夢がかなって、その一員としてここにいるのがうれいしい。(兼任先が)チームBで良かったです」と話すと、会場から大きな拍手が上がった。岩立は「奈緒ちゃんもこうして旅立って行きますし、他にも卒業メンバーがいましたが、ファンの皆さんとチームBメンバーとこうして思い出を作れたことは幸せです。AKB48、チームB、そして個々のメンバーの活躍を見守っていただけたらうれしいです」と締めくくった。

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2019年12月10日のニュース