長谷川京子 8年ぶり舞台でスコットランド女王役「背筋伸びる思い」、自信ありも「毎日精進」

[ 2019年12月10日 12:20 ]

舞台「メアリ・スチュアート」の制作発表に出席した長谷川京子
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 女優の長谷川京子(41)が東京・世田谷パブリックシアターに初出演する舞台「メアリ・スチュアート」の制作が10日、都内で発表された。

 原作はフリードリヒ・シラーの名作で、長谷川は16世紀に圧倒的な存在感を示したスコットランド女王を演じる。「非常に大役を頂いて背筋が伸びる思い」と話した。

 舞台作品への出演は約8年ぶり。「ずっと舞台は切望していて、いつでもウェルカムな状態だったんです」というが、「頂いたのが、こんな大役だったので一瞬どうしようかなと思ったんです」と本音も。その上で「自分の性分的に“山は越えないという選択肢はない”というのがあって。根拠もない自信もあって挑戦させて頂くことになりました」と引き受けた。

 既に重ねた3日間の稽古については、「私がビビりすぎていて、私の緊張をほぐすためにつくってくださった期間なんです」と苦笑い。演出を手掛ける森新太郎氏(43)からの要求について、「自分の癖であったりとか、今まで何となく、ごまかしてやってきたところを、痛いところを毎日つかれていて。心が折れないように毎日精進して頑張っています」と苦闘している様子。森氏も「長谷川さんのための3日間だった」と明かした

 それでも長谷川は「あと1カ月。身を引き締めて、体力もつけて、きちんとした格好良いメアリ・スチュアートに仕上げて行きたい」と意気込んだ。

 対比して描かれるイングランド女王役のシルビア・グラブ(45)は、「台本と向き合いながらセリフの量に、もの凄くおびえています。覚悟を決めて、どれだけ厳しい量にも耐えていこうと思います」と笑いを誘った。

 2人の女王から寵(ちょう)愛を受ける策略家役に吉田栄作(50)、女王たちに恋心を描く青年役に三浦涼介(32)。他に共演は鷲尾真知子(70)、山崎一(62)、藤木孝(79)ら。上演は来年1月27日~2月16日。

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