純烈「感謝込め」2年連続紅白へ 元メンバーのスキャンダル乗り越え

[ 2019年12月10日 05:30 ]

レギュラー番組会見に出席した純烈(左から)酒井、白川、後上、小田井
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 4人組歌謡グループ「純烈」が9日、CS放送「MONDO TV」の新番組「ザ・純烈ショー!2」(水曜深夜0・00ほか)の会見を都内で行った。

 先月14日に、2年連続となる大みそかのNHK紅白歌合戦出場が発表されて以降、取材対応は初。悲願の初出場を果たした昨年の晴れ舞台からわずか9日後の今年1月9日、元メンバーの友井雄亮氏(39)の交際女性への暴力や金銭トラブルが発覚した波乱の1年を振り返り、リーダーの酒井一圭(44)は「去年は泣かなかったが、涙が流れてしまうかも。生き延びさせてもらった感謝を込めて、笑顔でお届けしたい」と語った。

 友井氏は脱退、引退し純烈は4人で再出発を余儀なくされた。ボーカルの白川裕二郎(42)は「今年の紅白はほぼ諦めていた。でも1%でも望みがあるならと、周りが背中を押してくれた」と感謝。新曲「純烈のハッピーバースデー」は出荷12万枚とヒットした。酒井は「僕の中学生くらいの子供も“あんな事件起こしてNHKがOKするわけない”という空気を出していた。でも空気を読みすぎて自分の首を絞めるより、人情を大事に活動してきた」と胸を張った。

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2019年12月10日のニュース