元俳優・高知東生氏「依存症予防教育アドバイザー」の資格を取得「自分の経験を恥と思わず…」

[ 2019年9月19日 14:51 ]

元俳優の高知東生氏
Photo By スポニチ

 2016年9月に覚せい剤取締法違反(所持、使用)罪で懲役2年、執行猶予4年の有罪判決を受けた元俳優の高知東生氏(54)が、「依存症予防教育アドバイザー」の資格を取得したことが19日、分かった。

 現在、薬物依存に関する講演活動などを行っている高知氏は、同資格を18日付で取得したとする認定書を手にした自身の写真を自身のツイッターに投稿。「今日も一日感謝して 自分の経験を恥と思わず…寧ろ価値だと思い…共に苦しみ、悩み続けてる仲間たちの為にも…生き苦しさを…生きやすい理解ある社会になってもらうためにも!! 今自分に出来ることを精一杯楽しんで頑張ります オスッ」とのコメントを添えた。高知氏は「読めない漢字を必死で調べて」などと勉強している様子も過去にツイート。先月31日と9月1日に挑んだ試験に合格したという。

 同資格は「私たちのすぐ身近にあるアルコール健康障害・薬物依存症・ギャンブル依存症等の『正しい知識』と『回復の実感』、予防に必須の『ライフスキル』を伝える人材を養成することを目的」として、NPO法人・ASKが認定するもの。「依存症という病気と回復について実感をもって理解している」「教育・研修等を行なう技能・機材がある」などの能力が問われるという。

続きを表示

2019年9月19日のニュース