キターッ!TBS世陸キャスター織田裕二“メダル男”に走り幅跳び・橋岡を指名「ザ・サラブレッド!」

[ 2019年9月19日 05:30 ]

気合十分の(左から)中井美穂、織田裕二、高橋尚子さん
Photo By スポニチ

 俳優の織田裕二(51)が18日、メインキャスターを務めるTBS「世界陸上ドーハ」(9月27日~10月6日)の制作会見を都内で行い“最も熱い男”に男子走り幅跳びの橋岡優輝(20)を指名した。

 初の中東開催とあって、テーマは「史上、最も熱い戦い」。現地入りしたスタッフによると、日中の気温は40~42度まで上昇する。高温が予測される来年の東京五輪をシミュレーションする上でも、もってこいの大会だ。同じくメインキャスターを務めるフリーアナウンサーの中井美穂(54)も「熱いのは織田さんだけじゃない。ドーハとの相乗効果でもっと熱くなれば」と期待を込めた。

 その中で最大の興味は「一番メダルに近い日本人は誰か?」。織田が男子400メートルリレーや男子走り高跳びの戸辺直人(27)、女子やり投げの北口榛花(21)の名前を挙げる中、最後に「ザ・サラブレッドがいます」と指名したのが橋岡だ。「家族、親戚に日本代表ばかり。この前の大会では日本記録が30分で塗り替えられてしまったけど、実力は確か。やってくれると思う」と太鼓判を押した。

 両親が元陸上選手で、いとこの橋岡大樹(20)は浦和レッズ所属。8月17日の福井県での大会では27年ぶりに8メートル32で日本記録を塗り替え、その約30分後に城山正太郎(24)に8センチ更新される不運もあったが、日本選手権を3連覇中と実力はピカイチ。俳優の横浜流星(23)似のイケメンでもある。

 「21歳を中心としたゴールデンエージがどんなふうに大会を引っかき回すか。五輪の前年はベテランが活躍するパターンだったのが、今回は全く違う。新たな超人、新超人が生まれるんじゃないかと楽しみにしている」

 織田は中井とともに97年アテネ大会から12回連続でキャスターを務める。自身も中東は初めてだが「過酷な暑い暑いドーハで最後まで放送したい」。選手の勢いに負けない“熱すぎる解説”も確約していた。

 ◆橋岡 優輝(はしおか・ゆうき)1999年(平11)1月23日生まれ、茨城県出身の20歳。中学で陸上をはじめ、高校2年で高校生歴代10傑となる7メートル70を記録。4月のアジア選手権では8メートル22で優勝。父利行さんは棒高跳びで日本選手権を7度優勝。母直美さんも100メートル障害で高校総体3連覇。1メートル83、77キロ。

 ≪9秒台トリオ「楽しみ」≫サニブラウン・ハキーム(20)、小池祐貴(24)、桐生祥秀(23)の9秒台スプリンターがそろう男子100メートルは初日。織田は「こんなに楽しみなことはない。夢の100メートル決勝に2人は残ってほしい」と期待した。男子400メートルリレーについては「いい色のメダルに近い」とし「初日の個人種目でどの選手が調子いいか見極めたい」とした。

 ≪400メートルのノーマンを絶賛≫織田が個人的に注目している選手は男子400メートルの米国代表、マイケル・ノーマン(21)。母親が日本人の選手で、会って話したことがある。「一見、寡黙で職人かたぎなタイプだと思ったら、会うと明るかった。(ジャマイカの)ボルトのように明るく自分をコントロールできる」と分析。その上で「近い将来、世界記録保持者になる」と太鼓判を押した。

続きを表示

この記事のフォト

2019年9月19日のニュース