渋沢栄一91年の生涯 大河で吉沢亮はどこまで演じる?CP「後半ずっと特殊メークにはならない」

[ 2019年9月9日 19:03 ]

2021年NHK大河ドラマ「青天を衝(つ)け」制作・主演発表会見に出席した、主演の吉沢亮(左)と脚本の大森美香氏
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 NHKは9日、2021年大河ドラマの主演が俳優・吉沢亮(25)に決まったと発表した。タイトルは「青天を衝(つ)け」で、24年度上期に20年ぶりに刷新される一万円札の肖像になり、「日本資本主義の父」と呼ばれた実業家・渋沢栄一(1840~1931)の生涯を描く。脚本は大ヒットした15年後期の連続テレビ小説「あさが来た」などで知られる大森美香氏が務める。

 渋沢栄一は91歳まで生きた人物。25歳の吉沢がどこまで演じるのかは気になるところ。制作統括の菓子浩チーフプロデューサー(CP)はどこまで描くかは「これから」であると強調しつつ、「後半ずっと特殊メークということにはならないと思いますよ」とも。「(渋沢栄一の人生の)どこを、どう切り取って、どういう物語を届けると今の時代にメッセージが伝わるのか。大河ドラマって50本近くあるので、全体の構造を話し合っていくところ。これからです」とした。

 そのうえで「必ず大河ドラマの主役が死ななきゃいけないかといったらそうではないと思っている」とし、「それは本当にどうしようかと考えていくところ」と話した。ただ現状では「33歳で新政府をやめて下野する。そこに至るまでの青春期がある程度長くなると思う。そういうプランで今は考えています」と説明した。 

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2019年9月9日のニュース