藤井七段 憧れ、谷川九段との公式戦初対戦で勝利 王将戦挑戦者決定リーグ戦進出

[ 2019年9月1日 15:49 ]

<王将戦挑戦決定リーグ>憧れの谷川浩司九段を破った藤井聡太七段(右)(撮影・井垣 忠夫)
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 将棋の最年少プロ棋士・藤井聡太七段(17)が1日、大阪市の関西将棋会館で指された第69期大阪王将杯王将戦(スポーツニッポン新聞社、毎日新聞社主催)の2次予選3組決勝で谷川浩司九段(57)に57手で勝ち、自身初の挑戦者決定リーグ戦進出を決めた。

 藤井と谷川はこれが公式戦初対戦で、2人は中学2年でプロ棋士になったという共通点を持つ。タイトル獲得通算27期で永世名人の資格を持つ谷川を破った藤井は「初めて公式戦で対戦できて良かった。谷川先生は光速の寄せと言われるように終盤に非常に強く、子供の頃から憧れていました」と感慨深げ。初めて出場する挑戦者決定リーグ戦に向けて「トップ棋士の方々と多く対戦できるのは非常に楽しみ。思いっきりぶつかっていきたい」と意気込みを口にした。

 藤井は9月末に開幕予定の挑戦者決定リーグに出場し、タイトル保持者の渡辺明3冠(35)=棋王・棋聖も保持=への挑戦権を他の6棋士と争う。すでに出場が決まっているのは藤井の他に前王将の久保利明九段(44)、糸谷哲郎八段(30)、広瀬章人竜王(32)、豊島将之2冠(29)。残る2次予選決勝で羽生善治九段(48)―郷田真隆九段(48)の勝者(6日)、佐藤天彦九段(31)―三浦弘行九段(45)の勝者(14日)の2人が加わり、全出場者が出そろう。藤井以外の6人は全てタイトル保持者または経験者となることが確定している。

 同リーグを勝ち抜けば、例年1月上旬に始まるタイトルをかけた7番勝負に挑む。その場合、2002年7月19日生まれの藤井は、屋敷伸之九段(47)が持つ最年少タイトル挑戦記録(17歳10カ月)を5カ月更新することになる。

 ▼谷川浩司九段 (短手数に終わり)楽しみにされたファンの方に申し訳ない。(藤井は)とても落ち着いて指している。これからはこちらが頑張らないと、次の対局はない。

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