松ちゃん兄「松本興業」立ち上げ 弟より先に涙活「N-1ぐらんぷり」年内開催予定

[ 2019年9月1日 06:40 ]

「松本興業」を設立したお笑い芸人ダウンタウン松本人志の兄・松本隆博
Photo By 提供写真

 「ダウンタウン」松本人志(55)の兄でシンガー・ソングライターの松本隆博(58)が1日、涙活に特化した団体「松本興業」を立ち上げる。弟が所属する吉本興業は「笑いの総合商社」と呼ばれるのに対し、こちらは「涙の総合商社」を標榜(ひょうぼう)。涙活プロデューサーの寺井広樹氏(39)と共同代表制をとり、法人化を視野に入れている。

 家族の絆や感謝の大切さを歌う隆博は、約1年前に寺井氏と涙活イベントで共演。交流を重ねていく中「しっかり組織を整え、泣きのエンターテインメントを極めよう」との考えで一致。約1カ月ほど前から設立に向けて動きだし、8月31日に公式ホームページをオープンした。

 吉本の闇営業騒動では弟の人志が、ルールを破った後輩芸人を救済するため「松本興業」構想をぶち上げていた。まだ具体化はしておらず、隆博側が先んじた形。隆博は「松本興業」と名付けることについて人志にはまだ伝えていないという。

 同団体には「泣語(なくご)家」「涙の紙芝居師」などタレント8人が所属。泣ける名曲「会いたい」を歌う沢田知可子(56)が顧問を務める。隆博は「笑いより泣きの方が向いていると感じている芸人さんにはぜひうちに来てほしい。涙は最高のエンターテインメント」とアピール。年内には「M―1グランプリ」ならぬ「N(泣き)―1ぐらんぷり」の開催も予定している。

続きを表示

この記事のフォト

2019年9月1日のニュース