羽生九段、歴代最多の通算1434勝達成 永瀬叡王を下す

[ 2019年6月4日 19:45 ]

<王位戦挑戦者決定リーグ>1434勝を達成し、取材に応じる羽生九段(撮影・吉田 剛)
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 将棋の羽生善治九段(48)4日、東京都渋谷区の将棋会館で指された王位戦挑戦者決定リーグ・プレーオフで永瀬拓矢叡王(26)を下し、通算勝利を1434として歴代新記録をマークした。

 1985年12月18日に四段昇段(プロ入り)した羽生は翌86年1月31日の王将戦で宮田利男六段(当時)を下し公式戦初勝利。今年5月23日の谷川浩司九段(57)戦で大山康晴15世名人(故人)の持つ歴代最多勝記録1433勝に並んだ。30日の木村一基九段(45)戦では敗れ、新記録達成はお預けとなっていた。

 羽生の通算成績は2027局で1434勝591敗2持将棋、勝率・708。通算勝利歴代3位は加藤一二三・九段(79)=引退=の1324勝で、現役では谷川が1318勝で4位に付けている。

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