西村まさ彦「真田丸」以来の大河出演で流行語狙う 「黙れ小童」に続く名セリフ期待

[ 2019年6月4日 16:21 ]

NHK大河ドラマ「麒麟がくる」の衣装を披露した出演者(右から)堺正章、門脇麦、長谷川博己、本木雅弘、沢尻エリカ、西村まさ彦
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 来年1月放送開始のNHK大河ドラマ「麒麟がくる」がクランクインし、戦国武将の明智光秀を主演する長谷川博己(42)らが4日、都内で役衣装姿を初披露した。光秀の叔父・光安役の西村まさ彦(58)は「素晴らしい衣装、素晴らしいセット、素晴らしいキャストの中、一人、小躍りして興奮が冷めやらない」と、おどけながら現場の雰囲気を伝えた。

 西村にとってNHK大河は1996年の「秀吉」に徳川家康役で初出演してから3作目。2016年「真田丸」では室賀正武を演じ、若き日の真田信之(大泉洋)が口を開くたびに「黙れ、小童(こわっぱ)!」と一喝するシーンが人気を集めた。「今回も名セリフが用意されていたらいいな。うれしいなと思います」と期待している様子。「それには、みなさまのお力で」と、取材メディアを通じて脚本家らに名セリフを用意するよう伝えてほしい旨を訴えた。

 一方、光秀が京で出会う娘・駒役の門脇麦(26)は、「最初は15歳の設定なので肩の力を抜きながら、いろんな方と絡めたら。”若い力”を借りながら演じるのが楽しみです」と、西村とは対照的。オレンジ色の衣装にも「普段はこういう明るい色は着ないので」と新鮮に感じているようだった。

 この日は光秀の主君・斎藤道三役の本木雅弘(53)、その娘・帰蝶役の沢尻エリカ(33)、医師・望月東庵役の堺正章(72)も役衣装姿を披露。長谷川は、前日3日のクランクインについて「すごい緊張感です。セットがとにかく素晴らしいです」と話した。明智光秀の謎めいた生涯について、どこまでドラマ化するのかを取材陣が質問すると、「あまりいうとネタバレしますので…」とほくそ笑んだ。

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2019年6月4日のニュース